贅沢な冬の味覚「ふぐ」 贅沢な冬の味覚「ふぐ」 贅沢な冬の味覚「ふぐ」

贅沢な冬の味覚ふぐ

寒い季節に美味しくなる高級食材「ふぐ」。下関では「ふく」とも呼ばれ、福をもたらす魚として珍重されています。年末年始は大切な人と、贅沢に「ふぐ」を堪能してみませんか。

上品な甘さが広がる『ふぐ刺し』。
美食家を惹きつける“本物の味”に舌鼓

【高瀬】東京・代々木

天然フグを筆頭に、素材はすべて天然もの。
美食家を惹きつける“本物の味”

 美食家である、かの北大路魯山人も愛してやまなかったふぐ。なかでもとらふぐは“ふぐの王様”と謳われるほどの食材です。

代々木の日本料理店【高瀬】は、天然ものにこだわり、養殖魚を扱わないことで知られるお店。流通の少ない天然とらふぐをいただけるとあり、食通がこぞって訪れます。淡泊と評されることもあるふぐですが、実は天然のとらふぐは旨味を湛える食材。

JR代々木駅から徒歩3分。店内は落ち着いた大人の雰囲気の中で、一流の料理とお酒をゆっくりと楽しむことができます

 3~4日をかけてじっくりと熟成させ、やや厚めに切った『ふぐ刺し』は、弾力のある食感と、ねっとりとした旨味が共存する至高の味わい。噛むほどに上品な甘みを感じ、その余韻が口いっぱいに広がります。ポン酢を合わせるのが定番ですが、こちらではその旨味を堪能するため、塩で食すことをおすすめしています。添えられたあん肝を、刺身で巻いていただくのもまた格別です。

『ふぐ刺し』

塩と合わせるのが高瀬流ですが、最初のひと口は何もつけずそのままで。噛めば噛むほど上品な甘さが口いっぱいに広がります

 高品質の天然とらふぐの“本物の味”に出会えるお店は滅多にありません。旬を迎えるこの季節、グルメ仲間を誘い食道楽を極めるのも一興です。

ふぐ料理に欠かせない『ヒレ酒』。辛口の酒に火を点けることでマイルドな味わいに。写真はつぎ酒の様子

撮影/玉川 博之 文/梶野 佐智子

ふぐの美味しさを余すことなく堪能。
贅沢鍋を囲むご褒美『ふぐちり鍋』

【三代目 魚熊】東京・蔵前

親子三代、築地に通い続け77年。
目利きが選んだ上質な魚料理の数々を

 蔵前に店を構える【三代目 魚熊】。その始まりは、街の鮮魚店でした。創業から77年。親子三代にわたり、毎日欠かすことなく築地に通い続けているだけあり、魚の目利きは折り紙付き。店主の山田正幸さん自らが手にとり、厳選して仕入れたふぐは、質の高さに定評があります。

家族で営む【三代目魚熊】は、アットホームな雰囲気も魅力です

 寒さが厳しい今の季節の楽しみは、なんといっても『ふぐちり鍋』。昆布と少量の岩塩でとったお出汁に、まずはふぐのあらを入れ、野菜、きのこ、くずきりと共にその味を楽しみます。

『ふぐちり鍋(しゃぶしゃぶ)』

橙の酸味を活かした昔ながらのポン酢はふぐにぴったり。あん肝をポン酢に溶けば、さらに濃厚な味わいに

 次に待っているのは、贅沢なふぐのしゃぶしゃぶ。厚めに切った身を、ふぐの旨味をたっぷり含んだお出汁にさっとくぐらせいただきます。プリプリ食感の美味しさは、まさに唯一無二。そして最後は、お待ちかねの雑炊です。嬉しいことに、お店の方がふぐの切り身を追加してつくってくれます。

店主いわく、「ヒレ酒は料理」。あぶり焼いたヒレと、約100度に熱した酒を入れて火を点けます

 温かい鍋を囲めば、自然と会話が弾むもの。今年は少し贅沢に、忘年会や新年会でふぐをいただき、日ごろの労をねぎらうのはいかがですか。

撮影/大鶴 倫宣 文/梶野 佐智子

全国のおいしいふぐ料理が
味わえるお店

骨無しのふぐの身を、絶妙な火加減で焼いた『焼きふぐ』

絶妙な焼き加減で、旨みが内部へ凝縮。「タン塩」にヒントを得た、同店発祥のメニューです
東京・新宿

明石

03-3351-3219

旨味が凝縮された『ふぐ唐揚げ』

ぶつ切りにしたふぐの身をジューシーに堪能できます。頭や「くちばし(口の部分)」ではなく、身の部分を輪切りにして揚げた贅沢な逸品です
名古屋・藤が丘

ふぐ料理美舟

052-772-1381

下味は塩と一味のみ【ともえ】発祥の『焼きふぐ』

女将が絶妙な火加減で仕上げてくれる【ともえ】発祥の名物料理。腹身のほか、骨付きの身、トウト身(皮と身の間の内皮)を味わえます
京都・北山

ふぐ料理 ともえ

075-491-6607

季節の贅沢『とらふぐの白子焼き』

柔らかい舌触り、濃厚な味わいが楽しめる『とらふぐの白子焼き』。ふぐの各部位の中で最も貴重とされる部位に、丁寧に火を入れます
福岡・博多

豊漁

092-473-2507

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