「一番茶」を注ぐ鯛茶漬け 「一番茶」を注ぐ鯛茶漬け 「一番茶」を注ぐ鯛茶漬け

一番茶を注ぐ鯛茶漬け

夏の訪れを告げる八十八夜の「一番茶」。硬くて渋味がより強く感じられる夏秋の茶葉とは異なり、爽やかな香りと甘み・旨みが特徴の一番茶(新茶)を「食」という観点で贅沢に味わう、料亭東京・東銀座【銀座 あさみ】の『鯛茶漬け』をご紹介します。

深蒸し茶と胡麻だれの香ばしき風味が、
夏の食欲をそそる、一番茶をつかった『鯛茶漬け』

【銀座 あさみ】東京・銀座

独自の『鯛茶漬け』が味わえる、
銀座・木挽町の日本料理店

 茶の収穫時期は春から秋にかけての4回行われます。なかでも、柔らかな新芽でつくられる新茶は「一番茶」と呼ばれ、高級とされています。そんな時期に摘まれる新茶は、やさしい緑色。甘みや旨みも多く含まれ、香りも高いなど、まさに一番茶と呼ぶにふさわしいのです。

大通りから1本路地を入った裏通りにひっそりと佇む、隠れ家的なお店です。藍色の大きな暖簾が唯一の目印

 そんな茶葉を使った『鯛茶漬け』が味わえるお店がこちら。鯛は淡泊な味であることから胡麻だれにしてあることが多いですが、ここ【銀座 あさみ】で味わう鯛茶漬けも胡麻ダレですが、一般的なそれとは異なり、胡麻だれにくるみとカシューナッツを加えて香ばしさや風味がより際立つよう工夫してあります。

茶には160余年の歴史を持つ老舗【築地丸山 寿月堂】で専用にブレンドした深蒸し茶を使用

 まずは鯛をたっぷりの胡麻だれとともに刺身でいただきます。香ばしいゴマとナッツの風味が食をそそり、これだけでもご飯が進む逸品です。半分ほどいただいたところで、今度は鯛を、胡麻だれごと豪快にご飯のうえにのせ、深蒸し茶をまわしかけていきます。

『鯛茶漬け』

クルミとカシューナッツで香ばしさを加えた胡麻だれ。半分はそのまま、残りの半分は深蒸しの緑茶とともに

 茶葉の香りとゴマの風味、ナッツのコクと香ばしさが三位一体となり、口のなかで一気にほどけて広がる至福のひととき。ほかにはない、独自の鯛茶漬けをつくろうと思いたち、試行錯誤を続けたという胡麻だれは、おでんの汁やそばのかえしのように、注ぎ足して使うため、旨み成分がタレにしっかりと染み込んでおり、味に一層の奥深さを加えています。

 新橋・銀座の料亭界隈で激戦とうたわれる鯛茶漬け。気をてらわず、しかし変化のある味を追求していくご主人、浅見さんの顕著な姿勢が、シンプルな料理から伝わってくる味わいです。

撮影/中筋 智子 文/ヒトサラ編集部

全国のおいしいお茶料理が
味わえるお店

食材の旨味とお茶の豊かな香りが贅沢な一品『天茶漬け』

車えびのかき揚げを乗せたご飯の上に最高級の静岡茶を。えびのかき揚げから出た旨味がご飯に染み出し、贅沢な味わい
愛知・名古屋

天ぷら たか瀬

052-263-4137

お茶の味がアイスの甘味をひきたてる『雲仙茶ソフトクリーム』

粗く砕いてソフトクリームに混ぜているのでお茶の風味が強く感じられます。甘すぎることなく、すっきり後味がいいのが特徴
長崎・雲仙

ぽっぽやChaba

0957-77-3030

カレンダー

Back to Top