


煌めく秋の宝石いくら
ぷちぷちとした食感と濃厚な味わいが魅力のいくらは秋が旬。生で、醤油漬けで、炊き込みご飯で。さまざまな形で美味しくいただけるいくらを大切な人と食す。そんな至福の時が過ごせるお店をご紹介します。
ぷちぷちとした食感と濃厚な味わいが魅力のいくらは秋が旬。生で、醤油漬けで、炊き込みご飯で。さまざまな形で美味しくいただけるいくらを大切な人と食す。そんな至福の時が過ごせるお店をご紹介します。
【魚輝】東京・六本木
寿司屋で修業を積んだ店主が営む海鮮料理の店【魚輝】。六本木・ミッドタウンにほど近く、全席ほりごたつ式のくつろぎの空間です。
こちらの看板メニューである『うにいくら御飯』は、その旨さとインパクトのあるビジュアルが口コミで広がり、来店する客の9割以上がオーダーする人気メニューとなっています。
『うにいくら御飯』で使用されているのは、濃厚でやわらかい北海道産のいくら。それを薄口のしょうゆ漬けにし、提供する直前に土鍋に加えるそう。
一面にぎっしりと敷き詰められ、宝石の如く光り輝くいくらとほんのり漂うしょうゆ出汁の薫り。ふたを開けた時のインパクトたるや、その美しさと薫りに誰もが感嘆の声を上げます。
いくらとともに並ぶウニは甘くてふっくら。少し固めに炊かれ粒の立った新潟産のコシヒカリとともにすべてを混ぜ合わせ口の中へ運べば、濃厚な甘さが口中に広がります。そんな贅沢な味わいの『うにいくら御飯』を、最も美味しく味わえる秋に食してみてはいかがでしょう
【深川つり舟】東京・国立
国立駅のほど近くにある【深川つり舟】は、ボリューム満点の料理で学生たちに愛され続けているお店。この季節にぜひいただきたいのが、ご飯が見えないほど贅沢にいくらを盛り込んだ、『元祖わがまま丼』です。
使用しているのは、北海道産。国産もののなかでも、格別の美味しさを誇る、高品質のいくらです。
「北海道産のいくらは、皮が柔らかい。それが、自分の味つけには丁度いいんです」と語るのは店主の湊実さん。その言葉通り、弾ける食感はありながら、皮が残らず、舌にしっとりとろけていきます。
いくらの濃厚な旨味を引きたてるため、醤油ダレはやや甘めの仕上げ。ほかほかのご飯と共に口いっぱいに頬張れば、その美味しさに思わず顔がほころびます。嬉しいことに、ご飯とお味噌汁の御代わりは何回でも自由です。
「美味しいものを、お腹一杯食べて欲しいだけなんですよ」と笑う湊さん。ご主人の愛情が生んだ、贅沢な一杯をぜひご堪能ください。
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。