春の訪れを告げるシェーブルチーズ
3~5月の一番草を食べ、出産を迎える山羊の乳からつくられた「シェーブルチーズ」は、春先に出回るため、フランスでは春の代名詞といわれています。そんなシェーブルチーズを、オーブン焼きやデザートなど、さまざまな食べ方でお楽しみください。
3~5月の一番草を食べ、出産を迎える山羊の乳からつくられた「シェーブルチーズ」は、春先に出回るため、フランスでは春の代名詞といわれています。そんなシェーブルチーズを、オーブン焼きやデザートなど、さまざまな食べ方でお楽しみください。
【Gris】東京・代々木上原
店名の【Gris(グリ)】とは、フランス語でグレーを意味し、白でも黒でもない、高級店でもビストロでもない、「フラットなグレーでいたい」。そんな店主の想いが込められた、代々木上原にあるフランス料理の店です。
緑の色合いが印象的な『越田さんのもの凄い鯖 シェーブルチーズ 葡萄』は、シェーブルチーズや鯖、キヌアにグリンピースなど、どれも個性の際立つ食材ばかり。しかし、一口食べてみれば口の中ではまろやかに、一つにまとまっていることに驚かされます。
「もの凄い鯖やシェーブルチーズのもつ旨味や塩味に対し、ライムや白葡萄など酸味のある食材を合わせて相殺することによって料理と一体感を生み出しています」とシェフの鳥羽氏。
鳥羽氏のオリジナリティ溢れる料理に華を添えるのが、ソムリエ外山氏が選ぶドリンクペアリングの妙。アルコールのみならず、ノンアルコールのペアリング提案も行っており、どれも料理の味を引き立たせてくれます。
そんな二人のペアリングマジックに思わず感嘆の声をあげてしまうほど。ここに来れば、嬉しい驚きにきっと出会えます。
【チーズ&ワインサロン 村瀬】東京・銀座
銀座6丁目にある【チーズ&ワインサロン 村瀬】では、オーガニックの食材にこだわった料理とワインの絶品マリアージュが楽しめます。
今回供されたのは、春に旬を迎えるシェーブルチーズをオーブンで香ばしく焼いた『シェーブルチーズのココット焼き』。シェーブルチーズをカットし、相性抜群のエストラゴンのハーブをのせてオーブンでじっくりと焼き上げた、シンプルで味わい深い一品です。
また、栃木県産をはじめとする無農薬野菜の上に、表面に焼き目を入れた「サント・モール・ド・トゥレーヌ」とくせの少ない「サント・モール・ブラン」をのせた『シェーブルチーズのサラダ』は、トロリととろけたチーズがくせになります。
「山羊がお産をするこの時期にだけ食べられるフレッシュなシェーブルチーズ。焼いて頂くのもよいですが、フレッシュ感を味わうために冷やして食べるのもオススメです」オーナーソムリエの村瀬氏。
春しか食べられない新鮮なシェーブルチーズを堪能してみてはいかがでしょうか。
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。