夏を乗り切るカレー
スパイスマジックにより、身体を健康に導いてくれる“食べる薬”「カレー」。国によって使用するスパイスや食材も異なり、その種類の多さが楽しみの一つにもなっています。今回は、あのパンケーキで有名な【bills】の、魚を使った『フィッシュカレー』をご紹介します。
スパイスマジックにより、身体を健康に導いてくれる“食べる薬”「カレー」。国によって使用するスパイスや食材も異なり、その種類の多さが楽しみの一つにもなっています。今回は、あのパンケーキで有名な【bills】の、魚を使った『フィッシュカレー』をご紹介します。
【bills 七里ガ浜】神奈川・横浜
インドをはじめ、暑い国に暮らす人々にとって、スパイスがふんだんに使われたカレーは、身体を健康に導くために必要な、また生活の知恵から生まれた食べ物でした。
スパイスの発祥はヨーロッパであることから、この考えはアジアのみならず、欧米にも広く浸透しています。そんな要素を取り入れた、オリジナル料理を楽しめるのが、オーストラリア出身のレストランター
ビル氏が展開しているカジュアルレストラン【bills】です。
ここには、世界中を旅するなかで、ビルがインスパイアされた料理のエッセンスを取り入れたオリジナルの料理が展開されています。そのメニューのなかでも特に人気なのが『フィッシュカレー w/ジャスミンライスローストココナッツ』。
ビルのオリジナルレシピでつくられたフィッシュカレーは、レッドオニオンやニンニク、生姜、コリアンダーの根、ターメリックをオーブンでローストしてミキサーにかけてつくったペーストと、クミンシードやフェンネル、ホワイトペッパーなどのスパイスをミルでパウダー状にしてココナッツミルクとともに合わせ、白身魚やパプリカ、インゲンなどの野菜を加えて煮込んだ、夏カレーです。
上には、香草やキュウリ、ローストココナッツがトッピングされ、ライムが添えられています。一見はタイカレーのようですが、「子供でも食べられるように」との言葉通り、スパイスを多用していながら辛さはなく、マイルドな味わいが特徴。
ジャスミンライスと合わせることで、風味がより引き立てられています。まずはそのまま、濃厚なコクと旨みを堪能し、しばらくしてからライムを振りかけると、ライムのさわやかな酸味がアクセントとなって、また違った味わいが楽しめます。
旅で出会った料理をヒントに生み出された、ビルのオリジナルカレー。スパイスを使いこなしてつくる優しいカレーは、暑さにつかれた身体を癒し、バランスを図って、夏を乗り切るエネルギーを与えてくれることでしょう。
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。