神楽坂のシェフがオススメするお店

料理への謙虚さ、メンタルコントロール、技術の追求……。いまだに留まるところがない。先輩が元気に料理する姿に、いつも背中を押される気分です。自分の料理に迷ったとき、答えを探しに行くレストラン。

食材の使い方のレパートリーの多さと、組み合わせの発想力がずば抜けています。けれど、それに頼りすぎることなく、全体のバランスもいい。店の勢いを感じさせつつ、しぜんな居心地のよさをつくり出している組織力も見事です。

独立前からうかがっていて、和食に興味をもつきっかけとなったお店です。ハモやマツタケ料理がオススメですが、料理以外にも器の使い方が秀逸で、感銘を受ける箇所が数多に散りばめられており、いつも感動してしまいます。

石川さんは、石かわグループのブランドを保ちつつ、弟子を数多く育て、成功させていらっしゃいます。

神楽坂にあるフレンチレストラン【ルグドゥノム ブション リヨネ 】もお気に入りのお店。洗練されたラグジュアリーな店内で、ゆったりとおいしいフランス料理とワインを楽しむことができます。とくに『リヨネ風サラダ』や『リヨネ風のクネル』がおいしくてオススメ。プレミアム感のあるムードのお店なので、デートや誕生日のときによく利用しています。

一つ一つの料理に心がこもっている【神楽坂　睦】。心からおいしいといえる店です。

神楽坂【今彩】さんは、野菜を主役にしたフレンチ×日本料理スタイルのお店。料理に取り入れる野菜の種類も多く、なかには珍しい野菜の姿も。鮮やかな料理は見ているだけでも楽しくなります。ゲストの要望ひとつひとつに親身に向き合うおもてなしも魅力的です。

以前、自分が働いていたイタリア料理のお店です。長年、イタリアで修業をされていたシェフがつくる料理は、いつ伺っても新しい発見があります。テラス席が200席ほどあるので、春はお花見を楽しみながらゆっくり食事がいただけます。定番料理の『ムール貝の白ワイン蒸し』は、必ず食べたくなります。ほか、イタリアから取り寄せた本格的な石窯でつくるピッツァも、どれを食べても間違いがありません。

「CARNE」はイタリア語で「肉」を意味しますが、まさに肉料理をメインに据えたイタリアンのお店です。とっておきのブランド牛やさの萬の熟成肉、そして話題のジビエなど、幅広い種類の肉を食べることができるだけでなく、確かな技術で調理されているので、味も一級品です。肉に合うワインなども揃っており、優雅でちょっと贅沢な気分を味わうことができます。肉好きにはたまらないお店だと思うので、ぜひ行ってみて下さい。

神楽坂にある、魚介中心のスペイン料理を楽しめるお店です。カウンターメインの店内はおしゃれで落ち着いた大人の空間。なかでもオススメなのは、プリンの中にも上にもウニを使った『ウニプリン』。ウニ尽くしの逸品を堪能できます。おいしい料理とお酒を満喫したいと思ったら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

神楽坂の周佳奈裏路地にあり、こぢんまりとした隠れ家風の中国料理店、落ち着いた雰囲気で四川料理をベースにした中国料理が楽しめます。オススメは、ストレート細麺で絶品の『坦々麺』。大盛りダブルで食べたくなります。

休日も多くの方で賑わう大人の街・神楽坂に店を構える【神楽坂　山せみ】。職人が毎日丹精込めて打つ「手打ち蕎麦」は、国産石臼挽の蕎麦粉の香りと食感が際立っています。

お店のオススメはずばり、店主割鞘（わりざや）さんのお人柄。焼き物の技術が素晴らしく、人柄を感じる温かい味わいのお料理を出されています。

都内のハイクラスホテルで和食統括料理長を務めたあとに独立した、黒須氏が腕をふるう日本料理店。四季折々の食材の繊細なおいしさを感じられる、きめ細やかな仕事が施された皿の数々が素晴らしいです。名物の鯛茶漬けは、鯛の扱い方と胡麻だれの味わい、ご飯のおいしさが印象的。女将さんのもてなしがとてもすてきで、心地よく食事を楽しめます。

神楽坂にあるイタリアパン・フォッカッチャの専門店です。【アルタムーラ】さんのパンは、イタリア時代に日頃、口にしていたパンの思い出を甦らせてくれます。

伝統的な日本料理を基本に、世界の料理の要素を取り入れた「くずし割烹」が話題のお店です。メニューは月替わりの8皿15品の4500円コース1種類のみ。いつ伺っても新鮮な料理と出会えます。日本料理店としてはリーズナブルなので、友人同士などで行くのもオススメです。

【志満金】は、神楽坂にある老舗のうなぎ料理店。同じうなぎ料理を提供する者としては、尊敬できるうなぎの焼き手で、良きライバルと感じるお店です。とても美味しくて、ひとりの客としても好きなお店でもあります。老舗ですが、かしこまらず食事ができる雰囲気で、リラックスして食事を楽しめる料亭です。

神楽坂にあるイノベーティブな創作和食のお店【NK】。フレンチの要素や中華の要素もあり、日本料理の枠にない技法で提供される料理が絶品です。コース料理を食べたあとの軽やかさみたいなものが、ご主人の角谷さんの料理が日本料理ベースだからなのでしょう。食後に「和食を食べたな」という不思議な感覚があります。とても魅力的で、すごくエンターテインメント性があって楽しくなるお店です。

店主の熊切大地氏は、日本料理と江戸前寿司の名店で腕を磨いた気鋭の料理人。技術、知識を生かした日本料理を、おいしくいただけるお店として期待しています。

自分の原点となったお店です。端正でおいしい和食。冷酒から燗酒までのスマートな流れとサービス。陶芸家さんのすてきな器。こちらにうかがってから自分の目指す方向が定まりました。