故郷・静岡の食材を使った変幻自在の天ぷらを味わい、〆に自慢の蕎麦を手繰る
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「天ぷら食って蕎麦で〆る」。そんなコンセプトを掲げ、2016年10月、静岡県島田市の名店【蕎ノ字】が天ぷら蕎麦発祥の地である日本橋へ移転しました。ですが、そのスタイルは以前と変わらぬまま。甘さと香りが際立つ島田人参や、香り高くアワビのような食感の玉取茸など、野菜は地元の静岡産を厳選。魚も江戸前ではなく、駿河湾の幸を使い、アジは余熱でレアに火入れして、タチウオは刺身とともに供して味の違いを楽しませるなど、食べ手を飽きさせません。そして、コースの最後を締めくくるのが二八の蕎麦。すらりとした出で立ちの蕎麦を手繰れば鼻腔をくすぐる豊かな香り。そこには実家が蕎麦屋である店主の矜恃が込められています。
日本橋 蕎ノ字
これだけは食べてほしいベスト3
蕎麦つゆに使うかえしと、塩の2種で味わう『玉取茸』
静岡市岡部地区の生産者より仕入れる椎茸。直径10センチほどと大きく、肉厚で天ぷらにするとアワビのような食感が楽しめます。熱が加わればさらに香り豊かに。揚げたてにかえしを塗り、香ばしさを引き出しました。
天茶や天丼ではなく、【蕎ノ字】流に〆に供する『蕎麦』
天茶や天丼でなく、〆に蕎麦を手繰るのが【蕎ノ字】流。益子産や鹿沼在来種の蕎麦を使い、店内の工房で二八で打ちます。つゆには20年以上注ぎ足ししているかえしを使用。角のないやさしい味が蕎麦に寄り添います。
軽く炙った刺身とともに供し、その味の違いを楽しませる『太刀魚』
あまり知られていないが、駿河湾産は太刀魚も多く揚がる漁場。江戸前の太刀魚より脂が上品で、天ぷらにも向いているといいます。炙った刺身とともに供し、その味の違いを楽しませる一品です。
料理人 / 鈴木 利幸 氏 (スズキ トシユキ)
専門ジャンル: 和食全般
祖父の仕事姿に憧れ、伝説の名人の天ぷらに衝撃を受ける
1970年、静岡県生まれ。島田市にある蕎麦店【細島屋】の長男として生まれ、幼い頃から料理人に憧れる。調理師専門学校卒業後、実家で延べ7年、日本料理店で2年の研鑽を積む。天ぷら職人を志したのは、祖父の天ぷらを揚げる姿を目の当たりにしてから。20代の頃より東京の名店を食べ歩き、【みかわ】の初代、早乙女氏の天ぷらを食べ、衝撃を受けた。2000年に島田に【蕎ノ字】をオープン、2016年10月に日本橋へ移転した。
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日本橋 蕎ノ字の店舗情報
基本情報
店名 | 日本橋 蕎ノ字 |
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TEL |
03-5643-1566 営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますので、ご来店時は事前にご確認をお願いします。 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線 人形町駅 徒歩1分 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 徒歩2分 |
アクセス | 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「人形町駅」から明治座方向徒歩1分 |
住所 | 東京都中央区日本橋人形町2-22-11 地図を見る |
営業時間 |
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定休日 |
月曜日 第2・第3日曜日、不定休あり |
平均予算 |
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お支払い情報 |
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設備情報
キャパシティ | 9人 |
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駐車場 | なし |
詳細情報
禁煙・喫煙 |
完全禁煙 受動喫煙対策に関する法律が施行されておりますので、正しい情報はお店にお問い合わせください。 |
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こだわり |