静謐な個室空間で、日本料理界の重鎮・小山氏が生み出す妙味を堪能する
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目の前に供された瞬間に鼻孔をくすぐる芳醇な香り。スープをすすれば、鯛のふくよかで力強い旨みが広がり、鯛から引き出された酸の風味がほどよい余韻を残して上品に消えていきます。【青柳】名物の『鯛の淡々』。ダシで鯛を炊き、白醤油と僅かな日本酒を加えるだけの一見シンプルな料理ですが、それを至高の一品へと変えるのが、まさに店主・小山裕久氏の技といえます。ここで楽しめるのは、日本料理界の重鎮とも称される小山氏の仕事がひと皿、ひと皿に落とし込まれたおまかせの料理です。4つの個室からなる静謐な店内も、美味を味わうに相応しき空間。至高の日本料理と数々と贅沢な個室は、ゲストの大切な時間を約束することでしょう。
東京 青柳
これだけは食べてほしいベスト3
2年物のまったりとした旨みとコクが広がる『大根からすみ』
この日登場した唐墨は2年もの。熟成された旨みと濃厚なコクが口いっぱいに広がる。添えられた大根もまるで刺身のごとき滑らかな舌触りで、小山氏の巧みな包丁使いを実感できる。
小山氏の包丁使いが冴え渡る『お造り』
この日、お造りに登場したのは、鳴門鯛とスミイカ、マグロ。とりわけ、鯛のへぎ造りは小山氏の真骨頂のひとつ。包丁使いを微調整することで、状態によって異なる素材の持ち味を引き出していく。
小山氏の徳島への郷土愛が結実した『鯛の淡々』
小山氏の出身地である徳島の郷土料理「鯛のあら炊き」をイメージし、試行錯誤の末完成させた逸品。ダシで鯛を炊き、酒や白醤油など僅かな調味料と火入れの具合だけで、素材の持ち味を最大限に引き出した。
料理人 / 小山 裕久 氏 (コヤマ ヒロヒサ)
専門ジャンル: 日本料理・懐石・割烹
フランスを中心に世界に日本料理の真髄を知らしめる和食界の重鎮
1949年、徳島県生まれ。大阪の老舗料亭【吉兆】で修業後、徳島の生家・日本料理【青柳】に戻り3代目となる。1990年代に【プラザアテネ】【リッツ】といったフランスの名門ホテルで日本料理の祭典を催すなど、数々の功績を残したことから、2004年にはフランス共和国農事功労賞シュヴァリエを、2010年には日本料理人として唯一となる同オフィシエを受勲。NPO法人日本料理文化交流協会会長を務めるほか、数々の著書も出版している。
このお店が紹介された記事
東京 青柳の店舗情報
基本情報
店名 | 東京 青柳 |
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TEL |
03-6435-5776 営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますので、ご来店時は事前にご確認をお願いします。 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線 神谷町駅 徒歩8分 都営大江戸線 赤羽橋駅 徒歩10分 |
アクセス | 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩8分/都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩10分 |
住所 | 東京都港区麻布台2-3-20 地図を見る |
営業時間 |
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定休日 | 日曜日 |
平均予算 |
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お支払い情報 |
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設備情報
キャパシティ | 20人 ( 宴会・パーティー時 着席:12人 ) |
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駐車場 | なし |
詳細情報
こだわり | |
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ホームページ | http://www.tokyo-aoyagi.jp/ |