祇園 大渡 | お店の特徴

食器・内装にこだわっている

氏の料理観にも共通する、既成概念を超えた器も楽しい

江戸初期から明治初期、現代作家まで、修業時代からコレクションする器も見事。酒器では、お猪口の代わりに、ラリックやバカラなども使います。既成概念にとらわれない器が、氏の料理を一層引き立てます。

日本酒にこだわっている

日本酒もワインも、京都の料理と合わせる味わいが基本

自らの料理に合わせセレクトした日本酒は、食中酒に最適なものが中心です。純米吟醸が多く、京都はもちろん、各地の銘酒が楽しめます。味の判断ができるようにと大渡氏はワインのソムリエ資格も所有しています。

くつろげる雰囲気

すらりと延びるカウンターが古民家に華を添える

京都を代表する花街・祇園の古民家を使った店は、京都の情緒を味わえるつくりに。「はじめてこの空き家を見た時に、まだ無かったカウンターが見えたんです」と大渡氏。見事な一枚板のカウンターが鎮座します。

国産食材にこだわっている

食材ありきで組み上げられる、季節のおまかせコース

京北のかぶらに、兵庫県浜坂のズワイガニなど、これと思った食材の滋味はとことん引き出すのが大渡氏の真骨頂。美しいほどに澄んだ味が多いので、食べ疲れとは無縁。コースを通し、抑揚をつけたメニューが並びます。

シェフのこだわりあり

すべての調理には理由がある。明確な表現が唯一無二の味をつくる

「古典は誰にも負けないものを、そして創作はシンプルに」が大渡氏の料理哲学。一見、奇を衒っているように見えた調理法や食材にも、確かな理由があることはひと口味わうほどに実感できます。