- プロフィール
- 私がオススメするお店
川島 宙 氏 カワシマ ヒロシ
“アコルドゥ(記憶)”と感性を刺激する、唯一無二の料理世界
1971年、東京都出身。東京のホテル西洋銀座、関東や関西のホテル・レストランで長年、フレンチの料理人として活躍。34歳の折、「独自の世界を目指して」、スペイン・バスク地方へ。モダンスパニッシュの名店【ムガリツ】で経験を重ね、自らの料理世界を深化。2008年、奈良・富雄に【アコルドゥ】を開業。店舗ビルの老朽化による閉店を経て、2016年、奈良公園近くに移転し、再始動。料理の新たな地平を切り拓く。
- 専門ジャンル
- ノンジャンル
- 経験年数
- 29年
自慢の一品
儚げな彩りと香りが、たおやかな余韻に『水面の月 スミレの海』
竹林の中、足元に広がるスミレを見て着想を得た一品。スミレやレモングラスのインフーションをスープ仕立ての”夜明けの海”に。八朔のジェラートで映る月を、メレンゲで砂浜を表現。春か秋のデザートの一例。
こだわりの食材
手延べそうめんの老舗【三輪山本】の名品「手延べ海藻麺」
奈良県桜井市にある、創業300年の手延べそうめんの老舗がつくる細麺。デュラム小麦粉100%を用いて伝統の製法で仕上げているので、小麦粉の風味が豊かでコシも抜群。加えて、「手延べパスタ麺」を使った皿も。
おもてなしの流儀
店全体がお客様自身の舞台。静かに“アコルドゥ”の世界に誘う
料理を通して、格別な時間をお届けするため、店という舞台づくりにも配慮。料理の提供時には主にイメージを伝え、お客様それぞれが記憶の扉を開き、様々なシーンを思い描きながら食事を楽しめるよう努めています。
奈良の地と時の“記憶”を呼び覚ます料理が、ふたりの五感に響く
大切なパートナーの方と、ゆっくり食事を楽しむのに格好の料理とロケーション。その時季の地食材を用い、ゲストの方各々の“記憶”と五感に響くコース料理を織りなします。奈良公園に近いので、ご観光の折にもぜひ。