- プロフィール
- 私がオススメするお店
石川 文俊 氏 イシカワ フミトシ
温故知新を大切に、伝統と創作の融合した沖縄料理をつくる
東京出身。女将の従兄弟で、10代の頃に【みやらび】が料亭だったころから手伝いとして入店。当時の料理長のもとで修業を積み、現在は料理長として活躍。「温故知新」をテーマに、旬の食材を使用してつくる、伝統的な沖縄の宮廷料理をつくる一方で、独自のオリジナリティーを取り入れた、創作的な料理づくりにも挑戦している。
- 専門ジャンル
- 和食全般
- 経験年数
- 26年
自慢の一品
肉を使わない『ゴーヤーちゃんぷる』
豚肉やスパムのかわりに、らふてーを煮込んだ時に出た脂でつくった自家製ラードを使用し、旨みとコクをプラスしました。上品な味わいと、とろみが残るように仕上げた卵が特徴です。
こだわりの食材
沖縄料理に欠かせない「ゴーヤー」
ゴーヤーは沖縄料理に欠かせない食材。その苦みが夏バテを防ぎ、身体の熱を下げてくれます。塩揉みをしたり、茹でたりすれば苦みは和らぎますが、私たちは苦みを生かした料理に使うことが多いですね。
- こだわり食材
- ゴーヤ 、 豚バラ肉 、 油関連
おもてなしの流儀
沖縄の正しい文化を伝えたい
手間ひまかけてつくる沖縄の宮廷料理は、薬膳料理に似ています。どんなに忙しくても手は抜かず、提供時間には気を配りながら旬の食材を使った料理で、沖縄の正しい食文化を伝えていくことができたらと考えています。
落ち着いた雰囲気で過ごす、少人数での接待に最適です
落ち着いた雰囲気で、ゆったりとくつろぎながら沖縄料理やお酒が楽しめる空間は、接待にも最適。奥の座敷席は扉が閉まるので、個室仕立てにすることもできます。

旬のゴーヤーは苦味を抜かずに味わうのが一番!
夏野菜のゴーヤーは、ごつごつした突起が多く色の濃い方が苦味も強く、ビタミンCも豊富に含まれています。その苦みが体内の熱を下げ、胃腸を健康にして夏バテを防いでくれるので、そのまま味わうのが正解です!