小澤 友博 氏 オザワ トモヒロ
素材の良さを引き出す一皿に、もてなしの心を添えて
1979年生まれ。中学時代、料理人になることを決意。高校時代には、父親の勧めもあり茶道に触れる。料理に携わる際、栄養についても基礎から学んでおきたいと考え、栄養士専門学校を経て調理師専門学校へ進学する。卒業後は、京都の料亭から修業を始め、2001年には明治時代に創業された懐石料理の名門【辻留】へ入店。2013年11月、落ち着いた住宅地の一角に【縁結び懐石 瑞亭】を開店させる。
- 専門ジャンル
- 日本料理・懐石・割烹
- 経験年数
- 21年
自慢の一品
鼻孔をくすぐるだしの薫りに、素材の味が際だつ『お椀』
昆布と鰹からひいた一番だしでつくられる椀物。素材ごとに火入れや味付けを変え、素材の持ち味を最大限まで引き出されています。最後に椀の中にゆっくりと吸い地を注ぎ、完成へと導かれます。
こだわりの食材
心身のバランスを整え、身体が内側から喜ぶような料理を提供
万物を5つに分ける五行説、食材の走り・旬・名残を料理に取り入れ、内面から整えられるように気を配られています。また、料理に遊び心を加えつつ身体に優しい料理をご提供。
おもてなしの流儀
訪れる人たちの大切な日を、色鮮やかに縁取る
相手を敬い、その人の立場に立ったおもてなしを大切にしている小澤氏。自らの料理によって、ひとりひとりにとっての大切な一日が、特別な思い出として心の中に色濃く残ることを願います。
シックな店内と華やかな食事の美しいコントラスト
店内にはテーブル席の他に、半個室のようなソファー席を設置。落ち着きのある店内で眩しい輝きをみせてくれるのは、金箔で覆われた『黄金特選牛の陶板焼き』を含むコース料理です。