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MEOでインバウンド対策はできていますか?
Googleマップを活用して、
訪日観光客の需要を獲得しよう!

インバウンド

集客

MEO

記事掲載日:2025年2月27日

2024年は訪日観光客数が3,600万人を突破し、2025年はさらに増加する見込みとなっています。それにともない、飲食業界には大きな集客機会が生まれています。今回は訪日観光客を効果的に集客するためのMEO活用術をご紹介いたします。

MEOとは?

MEOとは、 “Map Engine Optimization” の略で、日本語では「マップエンジン最適化」と言います。簡単に言うと、Googleマップ上であなたのビジネス情報を魅力的に表示させ、検索結果の上位を目指そう!という取り組みです。
ウェブサイトをより多くの人に見てもらうためのSEO対策と同じように、MEOはGoogle マップという「地図」の世界での検索対策と言えます。
MEO対策をしっかり行えば、お店や施設を探しているユーザーの目に留まりやすくなり、結果として集客増加や売上アップに繋がります。つまり、Google マップを制する者が、集客を制する!と言っても過言ではないのです

インバウンドにおけるMEOの重要性

MEOは、訪日観光客や地元のユーザーが飲食店やサービスを効率的に発見できるようにし、検索結果での視認性を向上させることで集客や売上の増加に直結する重要な施策です。また、MEOは無料で行えるため、店舗を構えるお店であれば対策すべき施策となります。
国内における対策は既に実施されている店舗様も多いかと思いますが、インバウンドにおいても対策が必要です。

① Googleマップは「旅の必需品」

スマートフォンが普及した現代において、訪日観光客は、ガイドブックではなくGoogleマップを使って、行きたい場所を探したり、周辺の飲食店を探したりしています。もはや「旅の相棒」というよりも、「旅の必需品」とさえ言えるでしょう。MEOを充実させることで、 Googleマップ上で魅力的な情報を発信し、多くの訪日観光客にアプローチできるのです。

② ローカルサーチの効率向上

複数の調査で、Googleマップで検索した情報をもとに行動するという結果が出ています。ユーザーがローカル検索をすると、「ローカルパック」や「ナレッジパネル」と呼ばれる情報枠が表示され、店舗はこれらの情報枠にGoogle ビジネスプロフィールの情報を掲載することができます。

③ レビューによる集客効果

飲食店を選ぶ際、口コミは重要な判断材料となります。Googleマップ上のレビューは信頼性が高く、多くのユーザーが参考にしています。来店客に積極的にレビューを促し、適切に返信・対応することで、お店の信頼性を高め、顧客の購買意欲を高めることができます。

④ 情報管理の必要性

Googleマップ上の店舗情報は誰でも作成できます。そのため、誤った情報を書かれ、その情報をもとに来店されてしまうケースが発生していることから、もはや管理が不可欠になっています。

MEO成功事例

ヒトサラ・SAVOR JAPANでは加盟店様にGoogleビジネスプロフィール(以下GBP)の登録をしていただいており、GBP経由での店舗ページへの流入がございます。メニューリンクや予約リンク箇所にヒトサラやSAVOR JAPAN加盟店様のページのリンクを設置いただくことで予約につながります。店舗様の中には予約の1~2割をGBP経由の流入から獲得している事例もあり、機会損失の防止につながっていると言えます。

ヒトサラ・SAVOR JAPANのリンクが貼られている実際の画面

訪日外国人を呼び込むためのMEO実践テクニック

① キーワード選定

訪日外国人が使う検索キーワードを調査することから始めます。一般的には、「料理名 + 地名」や「地名+業態」などの組み合わせが一般的です。さらに、特定の料理や食材についての検索も多いため、店舗説明文に自然な形で盛り込むようにしましょう。

② 多言語対応

複数の言語に翻訳することで、より多くの訪問者にアクセスしてもらうことが可能になります。Googleビジネスプロフィールは自動翻訳されますが、店舗の説明欄や番地以下の住所、メニューは自動翻訳されません。英語や韓国語もしくは来店の多い国籍の言語を併記すると来店される方も安心できます。ビジネス名(店舗名)についても自動翻訳されないため、ビジネス名に英語もしくはその他の言語の表記を含めると良いでしょう。また、さらに写真や動画を掲載することで、言語を超えてアピールすることができます。

③ ベジタリアン・ハラール対応など、文化に配慮をした情報提供

文化や習慣を理解し、それに合わせた情報提供を行います。このような工夫は、訪日外国人が自国にいるような安心感をもたらします。例えば、ベジタリアン向けのメニューがあること、ハラルフード認定を取得しているのであれば、認証機関名と認証番号を明記するなど、各国の宗教や食文化に配慮した情報を提供することも大切です。また、ハラール対応メニューの有無や使用食材、調理工程における配慮などを具体的に記載するとより安心感をもたらすことができます。

これらは、訪日外国人を効果的に集客するための基本的なステップです。さらに定期的な情報更新を行うことで常にユーザーに最新の情報を提供できるようにしてください。
また、Googleが機能のアップデートを行うことがあるため、最新情報は随時チェックいただくと良いでしょう。

今すぐ始める施策チェックリスト

基本情報の充実

  • 正しい店名、住所、電話番号を設定する
  • 店舗の営業時間、定休日を正確に入力する
  • 公式サイト、SNSアカウントへのリンクを設定する
  • 予約システム、デリバリーサービスへのリンクを設定する
  • 主要クレジットカード、電子マネー等の決済方法の利用可否を明記する

魅力的なコンテンツの追加

  • カテゴリとタグを適切に選択し、店舗の提供するサービスを明確にする
  • 高品質な写真や動画を投稿し、店舗の雰囲気や料理の魅力を伝える
  • メニュー表を写真またはリスト形式で掲載する
  • 最新情報を投稿し、季節限定メニューやイベント情報を発信する

顧客との積極的なコミュニケーション

  • レビューを募集し、感謝の気持ちを伝える
  • 全てのレビューに返信し、顧客とのエンゲージメントを高める
  • 質問には迅速かつ丁寧に回答する
  • ネガティブなレビューにも真摯に対応し、改善に努める姿勢を示す

主要なターゲット言語への対応

  • 英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語など、訪日客が多い国の言語に対応する
  • Google翻訳などの自動翻訳ではなく、可能な限り自然な翻訳を心がける

文化的背景を考慮した情報提供

  • 各国の宗教や食文化に配慮した情報を提供する(例:ベジタリアンメニュー、ハラルフード対応など)
  • 日本の文化やマナーを分かりやすく説明するコンテンツを用意する
  • 多言語対応のスタッフがいる場合は、その旨を明記する

最新情報と変更点の確認

  • Google ビジネスプロフィールの機能は常にアップデートされているため、最新情報をチェックする
  • 店舗情報に変更があった場合は、速やかに更新する

まとめ

MEOは、訪日観光客の増加に伴い、飲食店にとって非常に重要な集客手段となっています。Googleマップ上での店舗情報の最適化は、Googleマップでの視認性を高め、集客に大きく貢献します。

本記事では、MEOの基本的な知識、具体的な施策、成功事例を紹介しました。特に、訪日観光客向けの観点では、キーワード選定、多言語対応、文化的背景を考慮したローカライズは欠かせません。Googleビジネスプロフィールを効果的に活用し、魅力的な店舗情報を発信することで、多くの訪日観光客を呼び込みましょう。

訪日外国人向け飲食店予約・観光サービス「SAVOR JAPAN」では加盟店様へのインバウンド集客を支援しております。MEO対策でお困りの店舗様もお問い合わせください。

※記事内容は記事掲載日時点の情報です

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