1. 1. 毎週仕入れる宮崎産の野菜。宮崎牛、きなこ豚、魚介類も現地から取り寄せている
      2.壁一面にずらり並ぶのは宮崎の焼酎。地元酒蔵の3分の1、約50種類は揃えているそうだ

領主が愛した宮崎の宝
レアでいただく鉄板焼き地鶏

江戸時代あまりの美味しさから、地頭と呼ばれる領主に献上された鶏があった。やがて地頭鶏と呼ばれるようになり、その血は“宮崎地鶏”に受け継がれる。そんな鶏肉界のサラブレッドを赤坂でいただけるのが宮崎料理の専門店【でんでんでん】だ。鉄板焼きで軽く火を通せば、コリリとした独特の食感、あふれんばかりの旨みを堪能できる。芋、麦、蕎麦と豊富に揃う、宮崎産の焼酎と合わせるのも、またたまらない。地元の若領主と姫君になった気持ちで、郷土の恵みが凝縮されたもてなしの料理に舌鼓を打っていただきたい。




  • ホテルニューオータニ日本庭園

    [ ホテルニューオータニニホンテイエン ]

    豊臣秀吉の元で獅子奮迅の活躍をした名将、加藤清正。その下屋敷があった場所には、現在【ホテルニューオータニ】が立つ。当時の面影を残す日本庭園は、樹齢300年を超える巨木や高さ約6mの滝など見どころばかり。日本を代表する照明デザイナー石井幹子氏により、幻想的なライトアップも施されており、ディナーの後も大名気分で優雅な散歩を楽しむことができる。
  •  

    03-3265-1111
    東京都千代田区紀尾井町4‐1

香り高き本場の味わいは
デートを成功へと導く縁起物

戦国時代より“勝男”という当て字から、戦いに勝利する縁起物として武家社会で重宝された鰹。最も脂の乗った部位、皮と身の間を活かして刺身にするため、先人が考え出した知恵が土佐名物“たたき”だという。豪快にワラで焼き、香りをつける本場の味を、赤坂で楽しむなら【俵屋よさこいダイニング】がいい。ここは、よさこい祭りの常連受賞チームとして知られる俵屋グループが、2014年11月にオープンさせたばかりの都内初上陸店。こだわりの土佐料理を彼女と一緒に堪能し、“勝男”効果で恋の戦を勝利へと導こう。

    1.                        
                             



  • 檜町公園

    [ ヒノキチョウコウエン ]

    関ヶ原の戦いで西軍の総大将となり、徳川家康に敗北した毛利輝元。長州藩へと追いやられるが後に作られた毛利家の広大な庭園跡、現在の【檜町公園】を見ても、その力が衰えていなかったことがよく分かる。やがて子孫が明治維新の立役者となるのだが、それはまた別のお話。食後のデートでは敷地の半分を占める大きな池を回遊しながら、ゆったりと会話を楽しみたい。
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    東京都港区赤坂9-7-9
    1. 1.大型セラーを完備。焼肉に合わせた豊富なワインが揃う
      2.ランチにはカウンターにビュッフェの料理が並ぶ。焼肉だけでなく自家製キムチやナムルといった韓国料理も楽しめる

古都で育まれたダシ文化が
極上肉の味わいを引き上げる

和食を象徴するダシの文化。これは室町時代に京の都で精進料理が発達したことで生まれた。現在、そんなダシは野菜だけでなく肉の味も引き立てる。象徴ともいえるのが京都に本店を持つ【焼肉の名門 天壇 赤坂店】の焼肉だ。こちらはタレではなく透き通った秘伝のダシに潜らし、余計な脂を落としていただくのが特徴。ほんのり甘酸っぱさが加わることで、肉の旨味が一層際立つ。食べ進めるほど、さっぱりと肉が楽しめるダシの恩恵は増すばかり。脂っこいものは……なんて彼女の焼肉感をこの名店でくつがえしてしまおう。




  • 赤坂一ツ木通り商店街

    [ アカサカヒトツギドオリ ショウテンガイ ]

    【焼肉の名門 天壇 赤坂店】が立つ【赤坂一ツ木通り商店街】の歴史は、平安時代まで遡ることができる。この周辺は当時から人馬の往来が絶えず、人足の交代を意味する「人継ぎ」が名前の由来になったという。現在もレストランや服屋などの多彩な店舗が並び、1000年前と変わらず賑わっている。小洒落たバー、バルもあるので食後に立ち寄るのもいいだろう。
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    東京都港区赤坂4周辺

心の底から力が湧き出る
会津流でいただく桜肉

時は幕末、新政府軍と旧幕府軍が争った戊辰戦争。圧倒的な不利のなかで戦い抜いた会津藩の兵士たちが、傷を癒やすために食べたのが馬肉だった。そこからはじまった会津の馬肉文化は現在にも受け継がれ、福島は熊本に次ぐ日本第2位の生産量を誇っている。そんな会津地方の契約農場から、極上の桜肉を直接仕入れているのが【肉割烹 会津蕎麦 赤坂 捨松】だ。地元の流儀に習い、上質なもも肉の赤身をニンニク辛子味噌でいただこう。たとえ此度のデートが勝ち目の薄い状況としても、力強い旨味が前に進む勇気を与えてくれるはずだ。

    1. 1.会津のそば粉を使用した自家製麺。更科系のつるりとした食感、豊かな香りが特徴である
      2.日本酒、ワイン、果実酒のラインナップは多彩。泡物も豊富に取り揃えている



  • 赤坂サカス

    [ アカサカサカス ]

    【赤坂サカス】はTBS放送センターをはじめ、赤坂BLITZ、赤坂ACTシアター、赤坂Bizタワーなどが集まる人気デートスポットだ。実はこちらの場所、江戸時代には広島藩浅野家中屋敷があった。中屋敷とは、大名の嫡子や引退したご隠居などが暮らした江戸の住居。当時の面影は残ってないが、食事や買物を楽しみながら歴史に思いを馳せるなんてのも悪くない。
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    03-5114-1212(赤坂Bizタワー代表)
    東京都港区赤坂5-3-1
    1. 1.鶏ガラを砕き、煮込むといった調理法が自慢。手間ひまかかるからこそ旨味も栄養価も高まるのである
      2.和モダンな雰囲気の店内。のんびりと、ふたり鍋をつつき合うのに調度良い

疲れ気味の体に染み入る
パワーの源の鍋

もつ鍋の歴史は戦後の九州、博多からはじまる。元々は炭鉱の現場にて過酷な仕事を終えた作業員が明日への活力源として食べていたが、美味かつ栄養価も高かったため、次第に全国へと普及したのだ。そんな庶民の味を上質なデート向け料理へと発展させているのが【博多もつ鍋 幸 とりもつえん 赤坂店】だ。透き通るような薄味スープで煮込む鍋は、もつの鮮度に自信があるからこそできるメニュー。噛みしめるほどに旨味と栄養が溢れ出る。仕事で疲れ気味のふたりにも、強烈なエネルギーを与えてくれるに違いない。




  • 高橋是清翁記念公園

    [ タカハシコレキヨオウキネンコウエン ]

    食後の散歩は【高橋是清翁記念公園】へ訪れてはどうか。この邸宅跡は、世界恐慌で混乱した昭和初期の日本を、日銀引き受けによる政府支出で救った名政治家、高橋是清のもの。歴代の日銀総裁の中で唯一お札の絵柄に使用された人物でもある。晩年の姿を園内の石像で見ることも可能。石灯篭が並ぶ雰囲気もよく、のんびりと恋や歴史を語らうのに最適な公園なのだ。
  •  

    東京都港区赤坂7-3-39

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