プレミアムな、うちな~時間 | ヒトサラ
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ぬーじ
- ある日の進肴の一例『薄氷盛り 柑味鮎香煎揚げ 山菜 蕗味噌』。ほろ苦い山菜と香ばしく清々しい稚鮎を盛り込んだ春の料理。南国沖縄の地で季節感ある日本料理の粋を伝えたい、という料理長の技と心意気が凝縮された美しい一皿
- 周囲をプールに囲まれる水上レストラン。日本料理のほか、鮨、鉄板焼き、フランス料理もチョイスすることができる
- 『エゾジカのポワレ ブルーベリーのソース』。火を入れたり生だったり、各々の個性を生かした野菜も彩り良く並ぶ
- 野菜や肉は県産を使用する一方、魚介や山菜は本土から取り寄せることで、沖縄らしさと四季の移ろいを両立する
- 都心の名だたる料亭・割烹で培った正統派日本料理の技術を、沖縄の地で開花させる若き総料理長・林大介氏
ぬーじ
予約専用番号:050-5263-2087 お問い合わせ専用番号:098-966-1611 住所:沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣79-1 オリエンタルヒルズ沖縄
営業:11:30~14:00/18:00~22:00
休日:無休 お店の詳細情報を見る極上リゾートホテルが誇る
4人の料理長による4種の料理全14室が全室スイート。ゲストひとりひとりのニーズに柔軟に応える“マニュアルのないサービス”がモットーのホテル【オリエンタルヒルズ沖縄】。そのメインダイニングであるここ【ぬーじ】にも、そんなホスピタリティは変わらずに貫かれている。
こちらで味わえるのは4人の料理長がそれぞれ仕立てる日本料理、鮨、フランス料理、鉄板焼き。前日までに予約が必要だが、そこからすでにおもてなしは始まっている。予約を受けたらそこから、仕込みがスタート。素材の好き嫌いや味の好みを聞くのは序の口。県産のほか築地から朝穫れも空輸する食材、料理に合わせてその場で引く出汁、一組ごとに異なる献立。ゲストの来店時間を逆算し、ごはんの炊きあがりやパンの焼き上がりまで照準を合わせる。「おいしいのは当たり前、提供したいのは感動です」と総料理長が語るとおり、ゲストの満足のためにあらゆる手間暇を惜しむことはない。心の琴線に触れるようなおいしさは、そんな思いの結晶にほかならないのだ。
高台から見下ろすダイヤモンドビーチのエメラルドグリーン、海面を美しい黄金に染める夕日。そんな夢のような景観とも相まって、この店で過ごすひとときは、忘れ得ぬ感動として胸に刻まれることだろう。 -
ザ・ブセナテラス メインダイニング「ファヌアン」
- 県産のサザエやヒメジャコを中心に、天使のエビや沖縄野菜を盛り付けた前菜。パッションフルーツのビネグレットやカクテルソースなど3種類のソースで味の変化も楽しめる。料理写真はすべてイメージです
- 紅芋や県産のハチミツを使ったアイス、シークヮーサーのムースなどデセールにも沖縄らしさを
- ダイニングスペースからは目の前の海が一望できる。吹き抜ける潮風も心地いい
- ファヌアンの料理に合わせて欲しいのが、豊富に揃うロゼワイン。沖縄の風土に合うライトな味が多い
- 「フレンチと沖縄らしさを融合させた料理を楽しんでください」とシェフの喜納正智氏
ザ・ブセナテラス
0980-51-1333(ホテル代表) 住所:沖縄県名護市喜瀬1808
メインダイニング「ファヌアン」
営業:18:00~22:00(L.O.21:30)
休日:無休 お店の詳細情報を見るゆったりと沖縄らしさを散りばめた
リゾートでの美食時間沖縄旅行のハイライトとしてラグジュアリーな気分で食事を楽しみたい。そんな時、少しドレスアップをして出かけたいのが、沖縄屈指のリゾートホテル、ザ・ブセナテラス内にあるメインダイニング「ファヌアン」だ。ウェイティングバーでのアペリティフに始まり、その後はオーシャンビューのパノラマが広がるダイニングでの食事。さらに天気が良ければ、潮風薫るテラス席での食事も可能。ここでは、まさにビーチリゾートならではの極上の非日常体験が待っているのだ。
「料理はコンチネンタルをベースにしましたフレンチです。沖縄の食材を融合させた味わいを美酒とともに楽しんでください」とはシェフの喜納正智氏。フランスの星付きレストランから郷土料理店、さらには南フランスやパリなど各地で本場の技を学んだシェフ。その経験を遺憾なく発揮しつつも、食材にはあぐー豚や、ヒメジャコ、紅芋など県産の食材を用い、黒糖やシークヮーサーなど、味付けにも沖縄らしさを散りばめる。そんな沖縄食材を織り交ぜながら構築する美味の数々は、まさにこの場所でしか味わえない、記憶に残る料理ばかりだ。
しっとりと旨みをまとわせるシェフの技に美酒の数々、さらにはラグジュアリーな空間と最上級のもてなし。大人のためのメインダイニングでは、常に最高の笑顔が約束されている。 -
ベルデマール
- 限定コース『りゅうきゅうマルシェ』からの一品『ロブスターと近海魚のマリアージュ』。ロブスターにエビ味噌入りのリゾットを合わせ、からし菜のソースで爽やかさをプラス。近海魚のアカマチのポワレやたっぷりの野菜とともに
- デザートでも沖縄らしさを表現。この日は紅芋のガトー、ハイビスカスのジュレ、黒糖アイスなど
- 大きな窓の外には紺碧の海を一望。ゆったり取られたテーブルスペースも開放的なリゾートムードを演出する
- 沖縄の素材を知り尽くす洋食料理長の具志堅日出夫氏が、厳選素材を至高の洋食コースに仕立て上げる
- 器や食器、ちょっとしたオブジェに至るまで、目に映るすべての要素が心地よい非日常へと誘ってくれる
ベルデマール
予約専用番号:050-5263-2090 お問い合わせ専用番号:098-982-9111 住所:沖縄県中頭郡読谷村字儀間600 ホテル日航アリビラ
営業:6:30~10:00(11月~2月 7:00~)/
18:00~22:00(L.O.21:30)
休日:無休 お店の詳細情報を見る紺碧の海を見ながら味わう
沖縄素材たっぷりのディナースペイン語で“紺碧の海”を意味する店名通り、ピクチャーウィンドウの向こうには、美しく輝く沖縄の海を一望。まるで海に抱かれているような開放的な気分で、ゆったりと食事を楽しむことができる【ベルデマール】。旅行サイトの口コミで日本一に選ばれたことのある朝食で有名だが、コースからアラカルトまで幅広い選択肢が揃うディナータイムであっても、その実力は遺憾なく発揮されている。
料理長の具志堅日出夫氏は、数々のリゾートホテルでオープニングシェフも務めた熟練の料理人。スタンダードな洋食から沖縄らしい個性が光る一皿まで、バラエティに富んだ味をつくり上げる。とりわけ沖縄食材への思いは強く、ディナーコースの『りゅうきゅうマルシェ』では、名だたる沖縄の食材を主役に据えた逸品がやちむん(沖縄の焼き物)の器で味わえる。近海魚のエスカベッシュ、あぐー豚のピンチョス、焼きリゾット、和牛のポワレなど。緩急自在に展開されるコースは、沖縄の食材とフレンチの魅力をすべて凝縮したかのような濃密な内容。素材感際立つシンプルな味付け、食材の組み合わせの妙、南国らしい華やかな盛り付け、どこをとっても文句なしのコースで、リゾート気分を存分に満喫できることだろう。 -
和味料理もりしま
- 県産本マグロの中トロをワサビ醤油で和えた『ねぎトロのつくり』。生ワサビの爽やかな辛みと濃厚なマグロの風味が絶妙に調和する人気料理。日本酒を引き立てる肴でもあり、全体を懐石と見立てた時にはお造りの位置づけにもなる一品
- 『じーまみー豆腐のゆばあん掛け』。米粉を付けて揚げたジーマミー豆腐にタマネギと昆布の出汁の餡を合わせた椀
- 日本料理に合わせたいのはやはり日本酒。メジャーな銘柄と知る人ぞ知る地酒を織り交ぜ、常時8~10種が並ぶ
- できたての料理だけでなく陽気な盛島シェフとの会話も楽しめるカウンターが、店一番の特等席
- 関西割烹の名店での13年に亘る修業をはじめ、数店で腕を磨いた後、故郷の首里に店を開いた店主・盛島英太氏
和味料理もりしま
予約専用番号:050-5263-2088 お問い合わせ専用番号:098-887-3177 住所:沖縄県那覇市首里鳥堀町2-10-11
営業:17:30~24:00
休日:水曜 お店の詳細情報を見る気鋭の料理人の手で花開く
沖縄らしさも備えた日本料理夏には鱧、冬なら河豚。繊細な料理が伝える、移ろう季節の情緒。ここ【和味料理もりしま】で出会うことができるのは、そんな本物の日本料理だ。大阪で10年以上に亘り本場の関西割烹を学んだ店主・盛島英太氏。だが正統派を基本としつつ、ときにそこにサプライズを加えられるアレンジもキラリと光を放つ。湯葉とジーマーミ豆腐を合わせてみたり、真丈揚げの椀物にチーズの風味を添えてみたり。マグロや鯛は県産のものを使用し、地場食材の魅力だって伝えてくれる。それらが創作料理にならず、あくまで日本料理の範疇に着地するのは、身につけた確かな技術の賜物だろう。出汁の引き方、包丁の入れ方、カウンターから臨む氏の所作は、ほれぼれするほど洗練されている。
そんな本格派の料理ではあるが、店はいたって居心地のよい空間。あえて居酒屋風にカジュアルダウンしたのは「沖縄に日本料理を広く伝えたい」という店主の思いから。繁華街から離れた首里の街を舞台に選んだのも、味で勝負するという氏の気概の表れだろう。本格和食が少ないといわれている沖縄で本物の味を楽しみたければ、まずこの店を訪れれば間違いない。 -
屋宜家
- シンプルなだけにごまかしのきかない『沖縄そば』は、こちらの自信作。自然な味でありながら、深いコクも兼ね備えるのは、カツオと豚が絶妙なバランスで調和しているから。太麺のもっちりとした食感やソーキの上品な甘みもポイント
- 舞台はかつて住居として使われていた伝統的琉球建築。先人の知恵の結晶たる室内には、そよそよと心地よい風が抜ける
- 『アーサそばセット』。アーサを練りこんだ麺に三枚肉とアーサをトッピングした麺とじゅーしー、小鉢のセット
- 沖縄そば好きが高じて、最高の一杯を志したという玉城利也シェフ。「内地の人にも沖縄そばの魅力を伝えたい」と語る
- 甘さ控えめのぜんざいにかき氷ときな粉、黒蜜をかけたぜんざいも人気。写真は食事の方限定の『ハーフぜんざい』
屋宜家
予約専用番号:050-5263-2086 お問い合わせ専用番号:098-998-2774 住所:沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172
営業:11:00~15:45(L.O.)
休日:火曜(祝日の場合は営業) お店の詳細情報を見るゆったりした島時間を演出する
伝統の琉球建築と沖縄そば漆喰で固めた瓦、風雨に耐える重厚な梁と柱、そして周囲に巡らせた石塀と咲き誇る南国の花々。築67年、国の登録有形文化財にも指定されているカーラヤー(=瓦屋)が舞台。心地よい風が抜ける座敷に腰を下ろすだけで、沖縄情緒を全身で満喫できることだろう。だが、この店の魅力は、雰囲気だけにとどまらない。
料理を手がける玉城利也氏は、自身の沖縄そば好きが高じて料理人を志した人物。島内各所を食べ歩き、そのシンプルでありながら奥深い魅力に取りつかれたことから、最高の一杯を目指す道に入ったのだという。そんな玉城さんが作る沖縄そばは、鰹の風味と豚の旨みが絶妙なバランスで両立する一品。すっきりと澄んでいながら、口中にふくよかに広がる旨みも堪能できるのだ。アーサを練りこんだ麺や、大豆を丸ごと使う100%豆乳麺などのアレンジメニューも揃い、自慢の沖縄そばを多彩な味で堪能することもできる。
伝統的な琉球建築のなかで味わう、昔ながらの沖縄そば。沖縄という場所を、これほど端的に満喫できる場所も少ないだろう。 -
Transit Cafe
- 『フルーツいっぱいのシナモンフレンチトースト アイスクリーム添え』。弱火でじっくり、焼き上げたフレンチトーストは、オープン当初からの人気メニュー
- カウンターとテーブルを中心に、ソファ席、テラス席とバラエティ豊かなスペースに
- 『バッファローチキンウイング ブルーチーズ添え』。ビールのお供に最適なスパイシーテイスト
- ノンアルコールのフルーツカクテルも充実。『レモンアンドピーチソーダ』と『マンゴースムージー』
- 料理長の宮城要氏。県産食材を使ったメニューや、外国人向けのメニューなども意欲的に開発
Transit Cafe
098-936-5076 住所:沖縄県中頭郡北谷町宮城2-220 2F
営業:11:00~16:00オーダーストップ/
17:00~23:30オーダーストップ
休日:不定休心ふるえるサンセットと
美味と美酒が揃うカフェ陽光が心地いい、ある晴れた昼下がり。ランチタイムはとうに過ぎたというのに、北谷町の【Transit Cafe】では混雑が続く。あるカップルはテラスで正面に広がる海を眺めながらの遅めのランチ。あるご婦人は、カウンターにひとりで座りカクテルを飲んでいる。また、界隈の常連客と見受けられる外国人は、英字新聞片手に昼ビール。そんな思い思いの過ごし方ができるのが、エメラルドグリーンに輝く海を目前に佇む白亜のカフェなのだ。
「沖縄らしいゆったりした時間と、それに合わせたリゾートならではの食事を楽しんで欲しいですね」とはシェフの宮城要氏。カマンベールをベースにしたとろとろの『フォンデュ』や、スパイシーな『ジャークチキン』、さらにはフレッシュフルーツがたっぷりのった『フレンチトースト』まで、料理は南国らしい味わいとたっぷりサイズが基本。さらにフレッシュフルーツを使ったカクテルや、オリジナルのトロピカルなノンアルコールドリンクまでが充実しているので、ここでは誰もがついつい長居してしまうのだ。
「夜はまた違った雰囲気で盛り上がります。とくに夕日の沈むサンセットは沖縄らしい絶景です」
心地いい潮風に、静かに沈む夕日、さらに潮騒のBGMが流れれば、そこはまさに楽園。沖縄時間を満喫したいならば、こんなカフェでの癒しの時間はマストアイテムだろう。 -
BACAR OKINAWA
- 生地はあえて不規則な形にすることで、一枚のなかで食感の変化が味わえるようにしている。ピッツァは写真の『マルゲリータ』と『マリナーラ』の2種類のみ。シンプルな具材にこだわるのも、生地を存分に楽しんで欲しいという思いから
- 『県産自家製ハムの盛り合わせ』。本部牛の塩漬け生ハムと、県産島豚のロースハム、伊江島産合鴨の燻製を一皿に
- 『揚げ安納芋とコロンナータ産ラルド』。豚の脂身の生ハム・ラルドを安納芋とともに。甘みと塩気の調和が絶妙
- 焼き上がりを少しでも早く届けるために、店内はカウンター席が中心。オープン直後から徐々に席が埋まる
- 店主の仲村大輔氏。故郷である沖縄に店を開いて7年。さまざまな挑戦を通してピッツァの魅力を発信する
BACAR OKINAWA
予約専用番号:050-5263-2089 お問い合わせ専用番号:098-863-5678 住所:沖縄県那覇市久茂地3-16-15
営業:17:30〜23:00(L.O.22:30)
休日:水曜日 お店の詳細情報を見る一枚のピッツァに込められた
名店仕込みの技と島人の心意気ある意味でここ【BACAR OKINAWA】は、もっとも沖縄らしい店なのかもしれない。ロンドンのパブのようであり、ナポリのバルのようでもあり、どこか南国の風情も漂う店構え。自慢のピッツァは店内の薪窯で焼くだけでなく、自前のフードトラックでフェス会場にも届けられる。2週間ごとに入れ替わる手打ちパスタや、それに合わせて登場するワインも然り。多彩な文化を“チャンプルー”にしつつ、新たな価値を創出する。そんな自由さこそが、この店の根幹なのだ。
無論、自由さの影には決してブレることのない芯が通っている。その代表格が、看板料理のピッツァだろう。店主・仲村大輔氏は、中目黒の名店【SAVOY(現・聖林館)】の柿沼進氏に師事。「レシピではなく、ピッツァを通した表現の手段を学んだ」との言葉通り、沖縄の水と空気に合ったここだけのピッツァを焼き上げる。その真髄は、一枚のなかでさまざまな表情をみせる生地。低温でじっくり熟成させた後、高温の薪窯で手早く焼き上げることで、香ばしさとモチモチ感を一枚のなかで表現しているのだ。
底抜けの明るさの内に秘めた、職人の熱意。そんなこだわりから生まれる沖縄ピッツァを、どうぞご堪能あれ。 -
お食事処 ちゃんや~
- 『やんばる島豚あぐーのしゃぶしゃぶ』。あぐーとDB(デュロックとバークシャーのハーフ)を掛け合わせて生まれた、県内最高級豚をしゃぶしゃぶで。とろける脂の旨みが口の中に広がる
- 300年の歴史を誇る備瀬のフクギ並木に囲まれた村落内。完全予約制で営まれる古民家レストランだ
- 『ソーメンチャンプルー』はしゃぶしゃぶセット内の逸品。素朴で沖縄らしい味わいに
- メニューには泡盛の古酒(クース)も充実。沖縄料理の味わいを引き立てる絶品の味をぜひ
- 「ひいおばあちゃんが住んでいた古民家で沖縄時間を楽しんでください」と代表の喜屋武信氏
琉球古民家でくつろぎ、
やんばる島豚の美味に感動リゾートでの食事にもそろそろ飽きた、沖縄そばや沖縄料理も十分食べた、そんな時こそ少し足を伸ばして訪れて欲しい場所がある。美ら海水族館のほど近く、美しいフクギ並木で有名な備瀬村落内の古民家を使った食事処が【ちゃんや~】だ。これぞ沖縄という古き良き空間で味わえるのは、季節の島野菜に、父が釣り上げた近海魚、店主の弟が作ったもずく、友人が作る海ぶどうなど、生産者の顔が見える沖縄のもてなしの数々。なかでも、メイン食材として使っているのが、やんばる島豚あぐー。手付かずの自然が残る名護市大川の山頂付近で育てられるブランド豚は、旨味成分であるグルタミン酸が他の豚の約2倍。口の中に入れると溶けてしまうようなとろける食感で、しゃぶしゃぶ、せいろ蒸し、陶板焼きと、素材本来の味わいを楽しめるシンプルな料理で提供する。
「野菜も肉も沖縄産にこだわったものばかり。まずは身内や村内で採れるもの、次に沖縄北部・やんばるでとれるもの、残りを県産の食材でまかなっています」とは店主の喜屋武信氏。
高級食材を使うような贅沢な料理はひとつもないが、そこには沖縄を愛し、育んできた豊かな食材と、この地だからこそ味わえる郷土の美味が並ぶ。
完全予約制で営まれる、琉球古民家の食事処。本当の贅沢とはたぶんこんな店での時間を指すのだろう。
※このページのデータは、2015年4月上旬取材時のものです。メニュー、営業時間、定休日などの情報は変更されることもございますので、あらかじめご了承ください。