熱々、とろけるチーズ
世界中で古くから愛され続ける「チーズ」。寒い季節には熱々にとろけるチーズ料理を味わいたいですね。今回は、『チーズリゾット』や『ラクレット』など、チーズ料理がおいしい東京のお店をご紹介します。
世界中で古くから愛され続ける「チーズ」。寒い季節には熱々にとろけるチーズ料理を味わいたいですね。今回は、『チーズリゾット』や『ラクレット』など、チーズ料理がおいしい東京のお店をご紹介します。
【イル・ボッカローネ】東京・恵比寿
恵比寿の地で26年続くイタリア料理店【イル・ボッカローネ】は、本場の味にこだわり、舌の肥えた大人たちに愛されてきた名店です。
オープン当初から続くスペシャリテが『パルミジャーノのリゾット』。お米をオリーブオイルで炒め、バターや白ワイン、ブイヨンを入れて炊き、塩で味を調えます。このリゾットをゲストの目の前で巨大なパルミジャーノの器に注ぎ、チーズを溶かし絡めてサーブします。使用するチーズは芳醇な風味を持ち、パルミジャーノの最高峰と謳われるパルミジャーノ・レッジャーノです。
今では他店でも目にするスタイルですが、初めてこの提供法を考案したのはこちらの初代オーナー。シンプルな料理だからこそ、料理人の腕や素材の質が、その仕上がりに如実に表れます。チーズの濃厚なコクと軽やかな口当たりが共存する味わいは、まさに格別です。
本物を知る大人にこそふさわしいひと皿に、心まで温まる寛ぎの時を過ごすことができます。
【湯島ワンズラクレット】東京・湯島
スイスの伝統料理である『ラクレット』は、ラクレットチーズを温め、とろりと溶けたところをナイフで削ぎ、野菜に絡めていただく料理です。アルプスの少女を描いた物語「ハイジ」で、おじいさんが暖炉でチーズを溶かしてつくった料理と言えばピンとくる人も多いのではないでしょうか。
【湯島ワンズラクレット】で取り扱うチーズは日本産、スイス産、フランス産と様々。これらのうち、日替わりで供される産地の異なる2種の味を楽しむことができます。
テーブル席の近くにグリルがあるため、オーダー後に少しずつ溶けていくチーズを眺めるのも楽しみのひとつ。香ばしい匂いが席まで漂ってくると、いやが上にも期待が高まります。熱々とろとろのチーズは、まろやかでミルキー。チーズの風味をダイレクトに感じられ、赤ワイン、白ワインともによく合います。
チーズとワインのマリアージュは、女性受け抜群。寒い季節の飲み会は、ワインを片手に、熱々のラクレットを楽しんでみてはいかがですか?
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。