夏こそ最高の季節、エスニックへgo! | ヒトサラ
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アロヒディン
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全7種類揃う日替りランチメニューのなかでも、とくに人気は『ミックスプレート』。写真は皮付きのチキンをオーブンで焼き上げるタバカ。バターライスまたは自家製パンが選択可能。さらにスープ、サラダ、デザート、お茶も付く
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牛肉をミートボール状にして焼き上げる『キョフテ』。クリーミーなマッシュポテトを絡めて味わう
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細切りにしたニンジンをビネガーベースのソースに漬け込んだ『にんじんサラダ』。さっぱりとしたおいしさ
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水で割ると白く濁るトルコのお酒『ラク』。アルコール度数は強めだがヨーグルトのような風味で飲みやすい
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イスラム教徒のゲストも多いため、イスラム法に基づいて適切に処理された肉であるハラルを取り扱う。
アロヒディン
予約専用番号:050-5871-4222
お問い合わせ専用番号:03-6228-3898 住所:東京都中央区八丁堀1-4-8 森田ビルB1F
営業:11:00~15:00/17:00~L.O.22:30(土曜17:00~L.O.22:30)
休日:日曜 お店の詳細情報を見るまろやかでどこか郷愁を誘う
ウズベキスタンの郷土料理八丁堀の路地裏にある小さなビルの地下。ひっそりと佇む隠れ家のようなこの店で、東京では珍しい異国の味が楽しめる。
メニューに並ぶのは、中央アジア・ウズベキスタンの料理。サマルカンド出身のオーナーシェフが丁寧に仕立てる故郷の味だ。炭火で鶏肉を焼きあげる『シャシリク』、牛肉をホワイトソースで煮込んだ『カボブ』、魚介を香ばしく炒めた『クヴェチ』など、見慣れない料理の数々はしかし、日本人の味覚にもマッチするマイルドなおいしさ。さらにメニューには同じテュルク系で味付けも似ているトルコ料理と、ウズベキスタン料理が色濃く影響を受けるロシア料理もラインナップ。どれも適度なスパイス感と素材を活かした軽やかな味わいで、グルジアワインやロシアビールとも絶妙な相性をみせる。
店内はゆったりとした間隔でテーブルが配された落ち着いた空間。“青の都”と呼ばれるサマルカンドをイメージしたブルーのテーブルクロスや、さりげなく配された民芸品も異国情緒を醸し出す。珍しくも味わい深い中央アジアの料理と合わせ、非日常のひとときを演出してくれる。 -
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アユンテラス
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鶏とエビ入りインドネシア風冷やしそば』は、2014年8月末までの夏季限定メニュー。毎週木曜日に提供されているランチの汁そばが、夏バージョンで楽しめる。サッパリピリ辛の味わいが食欲を刺激する
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『エビのココナッツクリーム煮』はごはんとも相性抜群。食欲が減退しがちな暑い時期にこそおすすめ
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マンゴーやグァバジュースと赤ワインで作る『アユンテラス』(右)などトロピカルカクテルも豊富に揃う
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厨房で腕をふるうイ・カットゥ・ゴトラさん(左)とイ・コマン・エカさん(右)はインドネシア出身
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バリの調度品や観葉植物などを配した店内は、本国さながらの南国ムード。常連の大半は女性客だという
アユンテラス
:03-5458-9099 住所:東京都渋谷区桜丘町20-12 ル・カルティエ桜丘102
営業:11:00~L.O.15:00/18:00~L.O.22:30
休日:無休 お店の詳細情報を見る渋谷の駅近に佇む
インドネシア料理の老舗ココナッツミルクのまろやかな甘みとトマトの酸味。はじめて口に運んだインドネシア料理『エビのココナッツクリーム煮』は、実にやさしい味わいで幕を開けた。かと思えば、プリプリのエビの食感を楽しんでいるとピリッとサンバル(唐辛子ベースの香辛料)の刺激が顔をのぞかせる。同様に、牛肉のスパイス煮『ルンダン サピ』はとろとろに煮こまれた牛肉なのだが、はじめはやはりココナッツミルクの甘みが誘い、その後にコブミカンやレモングラス、ガランガル(別名・タイショウガ)などの清涼感溢れるスパイスが舌を刺激する。
「インドネシア料理はスパイスが決め手ね。全然、辛くないよ」と厨房を仕切るイ・カットゥ・ゴトラさん。確かに辛いというよりも、辛味の中にある旨味を引き出し、食欲を刺激するスパイス使いが上手いのだ。
バリ島在住期間の長かったオーナーが本場の味をと開いたインドネシア料理【アユンテラス】は、渋谷の地で17年。現地の味を届けるため、日本では手に入りにくい調味料は本国から仕入れ、フレッシュなハーブをたっぷりと使い、カットゥさんを含めたインドネシア出身の料理人が腕をふるう。
今や都内のエスニックでは古株。味わう度にさまざまなスパイスが顔をのぞかせるインドネシア料理の名店は、渋谷の地で確かな支持を獲得し、爽やかなバリの風を運んでいる。 -
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ネパリコ 駒沢店
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ご飯にスープやおかずを混ぜながらいただく『ダルバート ノンベジ』。漬け物を加えながら自分好みに辛さを調節をして味わってみよう。カレーが付かない『ダルバート ベジ』もある
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『モモ 6pcs』は、いわゆるネパール風蒸し餃子。ゴマの香りとトマトの酸味がきいた特製ソースでどうぞ
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ネパールといえばドリンクは『ラッシー』で決まり! まろやかな酸味と甘みは『ダルバート』と相性抜群
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オーナーのパダムさんをはじめスタッフは全員ネパール。気さくでフレンドリーな接客も魅力のひとつだ
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入り口からすぐのコーナーにはこれまでのメディア掲載誌をディスプレイ。オープン間もないが注目度は高い
ネパリコ 駒沢店
予約専用番号:050-5871-4221
お問い合わせ専用番号:03-6804-0576 住所:東京都世田谷区上馬4-2-6 サンシティー東和101
営業:11:30~L.O.14:30/18:00~L.O.22:30
休日:木曜 お店の詳細情報を見る本国の味をそのままに
ネパールの国民食は奥深く優しいその地理的条件からインドをはじめとした隣国の食文化の影響を大きく受けてきたネパール。日本でもインド料理とネパール料理を一緒に出すレストランが多く、ネパール料理=カレー、「インド料理と一緒でしょ?」と混同する人は多い。
「昔は『ナン、ありませんか?』なんて言われることが多かった。ちゃんとしたネパール料理を知ってほしくて始めたのが『ダルバート』なんです」とオーナーのパダム・デボコタさんは話す。
【ネパリコ 駒沢店】の看板メニューでもあるダルバートは、日本でいうところの“定食”だ。真鍮のプレートにダル(豆のスープ)とバート(ご飯)、タルカリ(おかず)、アツァール(漬け物)が並ぶ、ネパールの国民食ともいえる料理でもある。食べ方はご飯にダルやタルカリをかけて、少しずつ混ぜながら味わうのがネパール流。ひと口頬張ると、スパイスがきいていながらも主張しすぎず、実にまろやかで奥深い。思わず口元がほころべば、「優しい味だから胃がもたれることもないですし、日本人の味覚にもあっているんです」とパダムさんもニッコリと笑う。2010年に渋谷店がオープンしてから約4年。そして2014年3月にできたばかりの駒沢店の人気ぶりは、日本に本物のネパール料理が浸透してきた証拠でもある。 -
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ニルヴァーナ ニューヨーク 東京ミッドタウン
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椅子やクッションなどのファブリックにはマリメッコ、ミッソーニなどのヨーロピアンブランドのものを使用。一見カジュアルな印象だが、ディナータイムになり照明が落とされると不思議とシックで落ち着いた雰囲気に変わる
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ズワイガニのほぐし身とアボカドを合わせた『クラブ・タルタル』。フランス料理のような盛り付けも美しい
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看板料理の『タンドリーチキン』。特製マサラにじっくり漬け込み、タンドリー釜で香ばしく焼き上げ
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さまざまな料理のエッセンスを取り入れ、独自のインド料理に昇華する杉山幸誠シェフのセンスが光る
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ランチタイムは5種のカレーやタンドリーチキン、スイーツなどを好きなだけ楽しめるブッフェスタイル
ニルヴァーナ ニューヨーク 東京ミッドタウン
予約専用番号:050-5871-4220
お問い合わせ専用番号:03-5647-8305 住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス1F
営業:平日11:00~L.O.14:30/平日・土曜17:00~L.O.22:00
(土曜・日曜・祝日11:00~L.O.15:00/日曜・祝日17:00~L.O.22:00)
休日:無休(東京ミッドタウンの休館に準ずる) お店の詳細情報を見るかつてニューヨークにあった
伝説の名店が東京に復活1970年代にニューヨークにあった伝説的インド料理レストラン【Nirvana】。その名店が、時を経て東京で復活した。窓外のセントラルパークは東京ミッドタウンの緑に代わったが、インド料理の新たな可能性を追求する美食は健在。素材や味や盛り付けで料理に驚きと意外性を演出する“ワオファクター”のスピリットも脈々と受け継がれている。
主役となるのは、日本各地から厳選した新鮮素材の数々。「スパイスはあくまで素材を引き立てるための脇役。良い素材ならスパイスでごまかす必要はありませんから」という杉山幸誠シェフの言葉通り、一般的なインド料理とは一線を画するフレッシュで軽やかな味わいに仕上げられている。たとえばオマール海老は、注文が入ってから〆て調理するため弾力や甘みが桁違い。名物のタンドリーチキンなら、地鶏を使うことでスパイスの風味のなかに鶏肉本来の旨みが立ち上がる。辛さを抑えトマトの酸味を活かしたカレーや三浦の朝穫れ野菜を使った前菜も然り。素材を重視する引き算の料理が、かつてないインド料理を生み出している。
かつてニューヨーカーたちを魅了した、斬新でスタイリッシュなインド料理。その逸品は美食の最前線たるここ東京でも、変わらぬ輝きを放っている。 -
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セラドン
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『バーミー・トムヤム(シーフード)』は、干しエビをベースにしたナップリックパオという調味料で仕立てたトムヤムスープのラーメン。干しエビの濃厚なコクと香草の香りが食欲をかき立てる
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『ナム・トック(豚)』はいわゆる肉炒めサラダ。辛いことで知られる東北地方のイーサーン料理のひとつ
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タイビールといえばシンハーが有名だが、チャーン、リオ、プーケットの全4種類をオンリスト
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ホール担当のマナ・アモンラッタプーンさん。笑顔溢れる接客はタイでホテルマンとして従事していた時に養われた
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エントランスに飾られる「タイ・セレクト」認定書。味、雰囲気、サービスを評価された店だけが選ばれる
セラドン
予約専用番号:050-5871-4219
お問い合わせ専用番号:03-5371-3223 住所:東京都渋谷区幡ヶ谷1-8-3 VORT幡ヶ谷ビル(旧GSビル)1F
営業:11:30~L.O.14:15/17:30~L.O.22:45、土曜・日曜・祝日16:30~L.O.22:45
休日:月曜 お店の詳細情報を見るタイ・セレクト認定のレストランで
伝統と革新が共存するタイ料理を幡ヶ谷駅と笹塚駅のほぼ中間、甲州街道沿いのオフィスビルの一階。エントランスで仏頭に出迎えられると、店内はチークとバンブーでまとめられたインテリア、壁にはタイの作家による絵画が配された空間。各テーブルには店名の由来となったセラドン(青磁器)の花瓶が配され、アジアンな空間に彩りを添える。ここ【セラドン】はタイ国商務省による「タイ・セレクト」に認定されるレストラン。それゆえ、店は本場さながらの空気感とホスピタリティに満ちている。
「タイ・セレクト」認定の実力は当然料理にも。40年以上タイ料理ひと筋で腕をふるってきたシェフがつくるのは、バンコクを中心としたポピュラーなタイ料理をはじめ、辛みのきいた東北地方のイーサーン料理、北部のチェンマイ料理など。「伝統を大切にしつつ、ヌーベル的な技法を駆使した料理をお出ししたい」とオーナーの千葉弘子さんは話す。
そんなレストランだが、店には堅苦しい緊張感は一切ない。笑顔溢れるスタッフのサービスは、さすが微笑みの国・タイのレストラン。料理も常連客のリクエストで誕生した裏メニューがあるなど、アットホームな雰囲気も魅力のひとつとなっている。 -
※このページのデータは、2014年7月上旬取材時のものです。メニュー、営業時間、定休日などの情報は変更されることもございますので、あらかじめご了承ください。