• 和酒バー 庫裏

    • カウンターに陣取る福澤さんと、もてなす竹内さん。おふたりとも大の日本酒通、お酒談義で俄然盛り上がりをみせる。「お酒の品揃えもすごいんだけど、料理のチョイスとクオリティーの高さも注目に値します。つい飲み過ぎますね」と福澤さん
    • 「栃木県東力士のチーズ酒粕漬け」560円。吟醸酒の酒粕に漬けることで、チーズと日本酒が最高の相性を発揮
    • 「お刺身盛り合わせ」1,280円。築地で朝仕入れた旬の魚がずらり。酢締めや炙りなどひと手間加えた刺身も盛り込む

    和酒バー 庫裏

    季節の酒から長期熟成酒まで 日本酒の奥深さを知る大人の酒場

    居酒屋でただグイッと呷るのではなく、米の旨みを噛みしめるようにじっくりと酒を味わいたい──。日本酒を飲みながら、大人の時間を過ごしたければこの店に足を運ぶといい。  灯りが絞られた店内は、和酒バーの名にふさわしい落ち着いた雰囲気。日本酒のメニューを見ると、通好みの銘柄がずらりと並ぶ。とはいえ、マニアだけをターゲットにした店ではない。  「日本酒は味の幅が実に広い。その魅力を伝えたいし、ここで自分好みの味に出会って欲しいんです」と店長の竹内徹平さんは言う。用意したのが、店主セレクト2合コース。6種類の日本酒を飲み比べできるお得なセットだ。  そんな選りすぐりの日本酒の味を、竹内さんの手料理がさらに引き立てる。調理人として和食を学びつつ、日本酒を極めた人ならではの、ツボを心得た品々だ。  日本酒の仕入れは基本的に一升瓶一本ずつ。だから次回訪れた時にはメニューがガラリと変わっているはず。でも、心配ご無用。「あのお酒がおいしかった」とひと言伝えてみよう。それはあなた好みの新たな酒との出合いの瞬間でもあるのだから。

    毎回、何が呑めるか楽しみに 訪れる一軒

    和酒バー 庫裏

    03-3573-8033
    住所:東京都中央区銀座6-4-15 トニービル2F
    営業:17:00~L.O.23:30
    休日:日曜、祝日
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  • ふしきの

    • 八寸。帆立貝とマスカットの黄身酢がけ、鴨、あん肝、白子、煮蛸、湯葉とイクラ。合わせたお酒は、滋賀の「松の司純米生原酒生もと造り」と京都の「澤屋まつもと純米酒」。酒肴により飲み分けると相性の良さが際立つ
    • ふしきのにメニューはなく、料理とお酒がセットで15,750円。写真は「海老、白すいき、大徳寺麩の胡麻クリーム掛け」
    • 上記の胡麻クリーム掛けに合わせたのは、岐阜の「ダルマ正宗」の古酒。胡麻クリームとまろやかな古酒が好相性

    ふしきの

    料理に合わせて和酒を提案する 日本酒ラバー垂涎の注目店

    店にメニューはない。わずか9席のカウンターに静かに座ると、お燗番の多田正樹氏がそっと尋ねてくる、「お酒はお強いですか?」。  あとはゲストが申告した酒量を計算しつつ、いよいよ『ふしきの』ショーが幕を開ける。  神楽坂の雑居ビルの2階に2011年にオープン。翌年にはミシュラン1ツ星を獲得した同店。季節の旬を取り入れた日本料理に合わせ、都度、多田氏がセレクトする日本酒が呑み切りサイズで注がれていく〝和酒会席〟という新たな料理の愉しみを提案するのだが、これが実に面白いのだ。突出しに出た「海老、白すいき、大徳寺麩の胡麻クリーム掛け」ならば、岐阜の達磨正宗の古酒。古酒のふくよかな香りが、ごまクリームに見事に溶け合う。次に出された、「秋刀魚の酢の物」には喜久酔の特別純米。味の柔らかいこの酒が、酢の物の旨みをふくらませていくのだ。ゲストは、次々と出される料理と日本酒のマリアージュに驚き、愉しみ、享受する。気がつけば、すっかりいい気分。  料理は季節を感じさせる旬を大切に、合わせる酒はまさに変幻自在。そうこの店は「日本に生まれてよかった」と実感できる店なのだ。

    酒、料理、器 三拍子揃う名店!

    ふしきの

    03-3269-4556
    住所:東京都新宿区神楽坂4-3 TKビル2F
    営業:18:30~23:00(最終入店21:00)
    休日:日曜・祝日
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  • 酒茶論

    • エグゼクティブマネージャーの井上祐司氏。オーナーの上野伸弘氏と二人三脚で古酒の普及に尽力する
    • 「飲み比べセットA」1,500円は入門的メニュー。ライト、ミディアム、フルボディーとタイプの異なる古酒が味わえる
    • 壁一面にディスプレイされるのは、1970年から現在に至るまで年ごとに醸された古酒。記念日に開けたい
    • 長い年月を経て、新酒にはないふくよかな旨みと馥郁たる香りを孕んだ古酒。その奥深き魅力は果てしない
    • 「味噌の燻製 長芋揚げ添え」500円。2週間かけて幾度もスモークを重ねることで、味わいと薫香が増す

    酒茶論

    時を重ね、複雑に変化した味に 日本酒の新たなる魅力を発見

     オープンから10年以上、日本酒のステータスの底上げを図るべく、古酒の魅力を広めてきたのが、長期熟成の日本酒専門バー『酒茶論』だ。ここでは、常温で熟成させ明らかな色変化を見せるものを古酒、低温で寝かせたクリアな色合いを残したものを熟成酒とし、味わいもさまざまな約100種類の日本酒を楽しませてくれる。  ただ、ひと口に古酒といってもその世界が奥深いのも事実である。シェリー酒のような芳潤な香り、丸みを帯びたふくよかな米の旨み…。長い時間の中で変化する複雑な香味こそ、古酒の魅力だとオーナーの上野伸弘さんは話す。  「温度帯、年数だけでなく、甕やタンク、瓶など、寝かせ方でも熟成具合が変わります。環境による熟成変化の幅広さは、ヴィンテージワインよりも古酒の方がずっと大きいんです」 そう言うと難しいそうに思えるかもしれない。が、古酒は頭で楽しむものではない。まずは、熟成具合の異なる3種類が楽しめる「飲み比べセット」で古酒の世界へ足を踏み入れてはどうだろう? きっと日本酒の新しい1ページが開けるはずだ。

    興奮の古酒 ワールドへ ジャストミート!

    酒茶論

    03-5449-4455
    住所:東京都港区高輪4-10-18
    京急ショッピングプラザ ウイング高輪WEST2F
    営業:17:00~00:00(L.O.23:30)料理のL.O.は23:00、
    土・日・祝・祝前15:00~00:00(L.O.23:30)料理のL.O.は23:00
    休日:無休
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  • 比内地鶏 maekawa

    • 180日間かけてじっくり育てられた雌鶏のみを使用するのもこだわり。産卵を控え、しっかりと蓄えた栄養が旨みになるのだという。そんな旨みを一滴たりとも逃さず、極上の料理に仕立てあげるのが前川治氏の技。地鶏一筋で腕を磨いた名人の真骨頂
    • 串焼きからタタキ、揚げ物と多彩なバリエーションで展開される比内地鶏。どれも部位の個性際立つ逸品ばかり
    • 炭火焼きに使用するのは金属のような硬質の輝きを放つ和歌山産備長炭。高温が地鶏の旨みを逃さずに閉じ込める

    比内地鶏 maekawa

    店主が惚れ込んだ比内地鶏を 名だたる希少酒とともに

     鶏だけで、どこまで伝えられるか──銀座で20年に亘って名店を率い、いまや都内屈指の職人に数えられる前川治さんが選んだ新たな舞台は、ひたすら比内地鶏料理だけにこだわった、潔いまでにシンプルな一軒だ。  主役となるのは山形県庄内手づくり農場の比内地鶏。焼鳥一筋30年の前川さんをして「こんな鶏に出会えたのは幸せ」と言わしめる究極の逸品だ。鶏は丸のまま仕入れ、自身の手で捌く。目で見て、手で触れて、肉質を確かめてから最適な料理を選択する。「最高の鶏に恥じない料理を」そんな生産者への敬意が、料理の質を日々進化させているのだ。  もちろん酒の存在も忘れてはならない。無類の日本酒好きという店主が厳選する日本酒の数々。繊細な料理とよく合う吟醸酒を中心に、40以上の銘柄を取り揃える。特注のオリジナルから希少なヴィンテージまで、リストを見るだけで唸らされるようなラインナップ。足長のワイングラスで供されるのも一興だ。  焼鳥をつまみ、酒を嗜む。そんなありふれた時間を、徹底したこだわりで銀座クオリティに高めた一軒。この店では誰もが幸せに。

    究極のハツと 絶品の銘酒揃い

    比内地鶏 maekawa

    03-3574-1277
    住所:東京都中央区銀座7-6-10 アソルティ銀座花椿通りビル 11F
    営業:17:00~L.O.22:30
    休日:日曜・祝日
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  • ぬる燗 佐藤

    • 店長、金子さんが全国各地の日本酒をセレクト。希少銘柄もあれば、人気の酒も多数。それらを温度の違いで楽しませ、さまざまな味わいを引き出していく。初めてであるならば、まずはおすすめを聞いてみるのが得策
    • 「ずわい蟹とアボカド焼きタルタル」1,300円。三層になったポテサラ、アボカド、ずわい蟹を香ばしく炙った一品
    • 手前は「鶏パリパリ天ぷら 山盛りネギ」850円、奥は和牛男爵メンチ900円。どちらも大人気の酒肴

    ぬる燗 佐藤

    日本酒初心者こそ訪れたい 温度にこだわる、日本酒の味

     「とにかく、まずは適した温度を知ってもらう。そこから日本酒の新たな愉しみが広がります」  常時120種類以上の日本酒を揃える、『ぬる燗佐藤』店長の金子さんは、そう話す。ぬる燗と掲げるだけあって、各地の酒を一番美味しい温度で提案するのを信条とする同店。ぬる燗はもちろん、熱燗や人肌燗まで、絶妙な燗付けの技術で日本酒の楽しみを教えてくれる。さらには、注文の多い辛口の酒は、香りがあって、甘みがあるもの。逆に香りはあるが甘くないものなど、多彩な辛口を用意。  「淡麗辛口という注文が実に多いですが、その中でも自分の好みに合ったものを知ってほしい。知れば知るほど日本酒は面白いですから」  確かに金子さんおすすめの日本酒を飲んでみると、辛口だけでもその豊富な種類が実に分かりやすく、飲み比べできる。さらには、メンチカツや和牛の炭火焼きなどのガッツリメニューから、河豚の卵巣の糠漬けや蟹みそレーズンバターなどの珍味まで、酒肴も充実。  日本酒は玄人も喜ぶ通好みのセレクト。日本酒初心者が、好みの酒を見つけるのに、これほど適した店も、まずないだろう。

    選ぶのが楽しい燗酒パラダイス

    ぬる燗 佐藤

    03-3405-4050
    住所:東京都港区六本木7-17-12 六本木ビジネスアパートメンツ1F
    営業:【月~木・土・祝・祝前】
       ディナー 17:00~23:30(L.O.22:30)
       【金】ディナー 17:00~03:00(L.O.02:00)
       【平日・土・祝・祝前】ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)
    休日:日曜
    お店の詳細情報を見る

※このページのデータは、2013年9月上旬取材時のものです。メニュー、営業時間、定休日などの情報は変更されることもございますので、あらかじめご了承ください。

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