薫る、爽やかな旋風パクチー
パクチー旋風が加速している近年。世界中で愛されてきた香味野菜が、日本の食文化にも根付きつつあります。最もおいしい季節は春から初夏にかけて。特有の香り、その清涼感を満喫してみませんか。
パクチー旋風が加速している近年。世界中で愛されてきた香味野菜が、日本の食文化にも根付きつつあります。最もおいしい季節は春から初夏にかけて。特有の香り、その清涼感を満喫してみませんか。
【深圳】東京・西日暮里
パクチー旋風上陸後、熱視線を浴びているのが「ラム×パクチー」の組み合わせ。日本は“パクチー後進国”ですが、実は世界150カ国以上で愛されてきた食材です。
パクチーは中華の味付けにも合う香菜で、羊肉のくさみを取り、薬味として使われてきた歴史があります。
「ラム肉とパクチーは中国で伝統的に使われている組み合わせです」と語るのは【中華深圳】オーナーシェフの髙木氏。“ラムパク”ブームに先駆けて同店の『ラム肉とパクチーの炒め飯』が本場の味を広めました。
炒めたラム肉や玉ねぎに秘伝のタレを絡めてご飯に乗せ、パクチーをこれでもかと山盛りにした丼飯。当初はパクチーも炒め合わせたそうですが、その特有の香りを生かすために生のパクチーを盛る現在のレシピを採用。スパイシーでコクのあるラム肉をパクチーの爽やかさが包み、お腹いっぱいになるまで美味しさが続きます。
空腹で彷徨える夜はカウンター席で同士と肩を並べ、がっつりいきましょうか。
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。