緻密な下拵えと伝統的なソースがガストロノミーの片鱗を物語る、隠れた名店
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江戸川橋は音羽通り沿いにひっそりと佇むフランス料理店【Ciotat】。木の温もりが伝わる店内で1人腕を振るうのは、ご主人の廣田駿シェフ39歳です。調理師学校を卒業後、銀座【ベージュ・アランデュカス・東京】の立ち上げに携わり、フランスではプロヴァンスの三ツ星レストランで修業。帰国後もマンダリン東京の【シグネチャー】等々で研鑽を積んだ実力の持ち主です。昨年10月にオープンした同店では全5~6品がつくお任せのコースのみで勝負。今どきの少量多皿ではなく一皿のボリュームもたっぷり。派手さはないものの、その緻密な下拵えと伝統的なソースがガストロノミーの片鱗を物語るよう。今、行っておくべき一軒の一つです。
Ciotat
これだけは食べてほしいベスト3
手間暇かけて作るシェフ渾身のスープ・ド・ポワソンも美味な『磯魚と蟹のブイヤベース仕立て』
ソースとなる魚のスープは、スズキの頭と白ワインでとるフュメと細かく砕いて炒めた蟹を合わせ、そこに白ワインで蒸した磯魚を入れ、サフランなどと炊いて裏濾したもの。カサゴはイカのファルスを載せて焼いている。
カリッと焼き上げた皮目も香ばしい『スズキのポワレ ソース・ヴェルジュ』。焼いたウイキョウがアクセント
「スズキは、皮目をしっかりと焼くことが味の決め手」とは廣田駿シェフ。ソースヴェルジュは未完熟の葡萄の絞り汁で作る酸味のあるソース。昔から白身魚によく使われてきた伝統の味。焼いたウイキョウがアクセント。
インゲンのサラダやトマトのコンフィを添え、見た目も味わいも軽やかに仕立てた『牛肉のミロトン』
牛は岩手県小形牧場の黒毛和牛。その頬肉とミスジ肉をたっぷりの赤ワインで約3時間じっくりと蒸し焼きにした、いわば『牛肉のブレゼ』。廣田シェフはそこに歯触りのいい野菜を添え、ライトな味わいに仕上げている。
料理人 / 廣田 駿 氏 (ヒロタ シュン)
専門ジャンル: フランス料理
高校時代愛読した辻静雄と開高健のエッセイに共鳴し料理の世界に
1984年、1月6日生まれ。39歳。名古屋出身。料理上手な叔母の影響で料理に興味を持ち、高校時代に読んだ辻静雄と開高健のエッセに触発され料理人に。辻調理師専門学校のフランス校ではストラスブールの【オー・クロコデール】で研修。卒業後は【べージュ・東京】、プロヴァンス地方の三ツ星【ボーマニエール】で修業。帰国後、【シグネチャー】、伊勢丹【ル サロン ジャック・ボリー】等で研鑽を積み、昨年10月独立。
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Ciotatの店舗情報
基本情報
店名 | Ciotat |
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TEL |
080-3073-0179 営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますので、ご来店時は事前にご確認をお願いします。 |
最寄駅 | 東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩4分 |
アクセス | 東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」徒歩4分 |
住所 | 東京都文京区音羽1-22-18 東急ドエルアルス音羽2 地図を見る |
営業時間 |
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定休日 | 日・祝日 |
平均予算 |
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お支払い情報 |
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設備情報
キャパシティ | 15人 ( 宴会・パーティー時 立席:15人 着席:8人 ) |
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駐車場 | あり |
詳細情報
禁煙・喫煙 |
完全禁煙 受動喫煙対策に関する法律が施行されておりますので、正しい情報はお店にお問い合わせください。 |
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こだわり | |
備考 | ご予約の際、お電話が繋がらない場合にはショートメッセージでもお受けいたします。 |