飯塚 幸二 氏 イイヅカ コウジ
料理を喜んでもらえて嬉しかった記憶が料理人を目指すきっかけに
1973年生まれ、岡山県出身。子供の頃から料理をつくり、周囲の人に食べてもらっていました。その時、皆に喜んでもらえた事が嬉しくて、ますます料理好きに。人に喜んでもらえる職業をと、料理人を目指します。岡山市内の老舗割烹店へ就職して修業を開始。その後割烹店を中心に修行の場を移しながら現在の基礎となる会席料理を修業しました。その後フィールドを広島に移し、【御料理 粋人】を開店しました。
- 専門ジャンル
- 日本料理・懐石・割烹
- 経験年数
- 33年
自慢の一品
とろろ昆布を使いしっかり味の付いた『鯖寿司』が自慢です
一般的な『鯖寿司』はしめ鯖の上に薄い昆布が乗っていますが、当店ではとろろ昆布を使っているのが特徴です。しめ鯖が苦手な方にも好評です。しっかり味がついていますので、醤油を付けずにどうぞ。
こだわりの食材
生きたまま目の前でさばくすっぽんは独特の臭みがありません
『すっぽん鍋』に使うすっぽんは、長い時は1週間いけすで臭み抜きをしており、独特の臭みがありません。今まで臭みが気になって敬遠していた方にも喜んで食べていただいています。ご注文は予約が確実です。
おもてなしの流儀
当たり前のことですが、言われる前に気づくことです
常にお客様に気を配り、お客様の気持ちに気づくようにしています。お箸を落とされたら言われる前にお渡しできるようなさり気ないサポートをし、時間を忘れて寛げる居心地の良さを提供できればと思っています。
メニューが無いからこそ、食材がある限りオーダーにお応えします
毎日仕入れる食材が違う為、定番のグランドメニューが無い店です。ですから遠慮なく、食べたいものをその場で仰っていただければ、食材がある限りお好みの料理をつくってお出しします。料理人の腕の見せ所ですね。

料理の味は塩分量で決まります、塩の量を見極めてください
例えばしめ鯖をつくる時、冬は塩が魚に回るのに3~4時間かかり、夏は2時間ほどです。塩のしみ方は季節や食材よって違ってくるので、その時々で加減してください。経験していくと分かるようになります。