福岡の郷土料理と相性抜群 はかた地どりの魅力に迫る

日本の郷土料理のなかでも、数、質ともに全国区の福岡県。
この福岡県が、官民あげて「郷土料理との相性」を考え、
四半世紀をかけて品種改良を重ねてきたのが「はかた地どり」です。
いったいどんな食材なのか。
福岡県内はもとより、全国の飲食店からもにわかに
注目があつまる「はかた地どり」に迫ります。

福岡の郷土料理に欠かせない鶏肉 「はかた地どり」が美味しいわけ データで明らかになる「はかた地鶏」の魅力 「はかた地どり」を使った料理を楽しめるお店を探す

福岡の郷土料理の多くに“鶏肉”が使われていることをご存じですか

「水炊き」に「がめ煮」、「かしわめし」。酒の肴に良し、ご飯のお供に良しの福
岡の郷土料理は、地元を遠く離れ全国の食卓に並ぶことも今では珍しくありません。
さて、これら全国から愛される福岡の郷土料理ですが、その多くに鶏肉が使用され
ていることにお気づきでしたか。
もともと江戸時代より鶏卵の一大生産地だった福岡では、比較的容易に鶏肉が手に
入ったことから鶏肉に注目した食文化が生まれました。そこから鶏肉に対する愛情
が育まれ、それは ≪人口10万人当たりの「焼鳥/鳥料理」登録件数による偏差値の
都道府県ランキング≫ (2013年8月 NTTタウンページ調べ)で全国1位という実績
に輝き、人々の生活に深く根付いていることが分かります。
そんな福岡県が県を挙げて“より郷土料理にあう身がしっかりして、美味しい鶏肉”
として生み出したのが『はかた地どり』です。一体どんな鶏で、どんな味なのか。
その魅力を紐解いていきたいと思います。

はかた地どり

鶏肉を使用する福岡の主な郷土料理

    1. 水炊き
      水炊き

      昆布などわずかな出汁だけで、他の調味料を使わずに水から煮立たせる調理法から「水炊き」と呼ばれる鍋料理。メインとして、さらに鍋の出汁として、鶏肉のポテンシャルが問われる料理。

    1. かしわめし
      かしわめし

      鶏の出汁で炊き込んだご飯の上に甘辛く煮た錦糸卵や海苔とともに鶏肉を載せた九州北部の郷土料理。甘めの味付けに負けない食感と旨味を兼ね備える鶏肉こそこの料理にふさわしい。

    1. がめ煮
      がめ煮

      炒り鶏や筑前煮の別称を持つ、根菜類などとともに味わう煮物。数ある個性的な食材を押しのけメインとなるのが鶏肉。そのため、使用する鶏肉には強い地力が必要。

    1. 焼鳥
      焼鳥

      シンプルな調理法ゆえ、焼き加減と鶏の地力が色濃く反映される料理。全国有数の焼鳥王国がゆえ、舌が肥えた福岡っ子を満足させるには鶏肉のそのもののポテンシャルが問われる。

美味しいには理由がある。 「はかた地どり」が生まれてくるまで

はかた地どり 家系図

「はかた地どり」の生産のため、農場に行政、研究機関が一体となり発足したのが「はかた地どり推進協議会」です。
協議会が美味しい鶏肉づくりにおいて、まず注目したのが、国内の在来種で美味だとされる軍鶏(しゃも)。 これをベースにつくられたのが初期の「はかた地どり」でしたが、開発から20年も経過すると 「胸肉の旨味を上げ、もう少し柔らかい肉にしてほしい」という声が挙がりました。
そこで2007年から3年かけて改良に着手。2010年、旨味成分おおいサザナミ(横斑ロック)を掛け合わせ、現在の「はかた地どり」が誕生したのです。

「はかた地どり」の味は他の鶏肉とどう違うのか

試行錯誤のうえ、現在の「はかた地どり」が誕生したのは2010年。苦労の末に生まれた鶏肉は「サクッとした歯切れの良さ」、「噛むほどに増す旨味」を兼ね備えた、唯一無二の鶏肉に仕上がりました。
福岡県農業総合試験場の調査によれば、従来のブロイラー種(56日齢)と比べ、肉質がきめ細やかなため「地どりは固い」というイメージを覆した上に、イノシン酸(カツオ節にも含まれる旨味成分)が多いという結果がでています。

はかた地どり 他の鶏肉との違い

生産者らのたゆまぬ努力から生まれた「はかた地どり」

「はかた地どり」を使った郷土料理を食べられるお店を探す

生産者らの血のにじむ苦労、理想の味に向けた妥協なき努力で生まれた「はかた地どり」。この「はかた地どり」を使った料理を楽しめる福岡県内のお店を集めてみました。

農事組合法人 福栄組合
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